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受傷

1月27日、川場スキー場へひとりでスキーに行った。
お目当てはモーグルコース。
ちゃんとエア→コブに入っていけるように練習したかったのだ。

当日は雪で平日なのもあり、あまりコースに人はいなかった。
様子見で抑えめに滑ってみた。
そしたら初めてだったのにちゃんとスタートからゴールまで通せた。

「おおぉ、楽しいかも!」そうなると止められない。
人もいないしガンガン滑る。
朝から滑ってすぐお昼という感じだ。
仕方なく昼食を取り、再びコースへ。

午後は上から見て一番右のラインをずーっと滑っていた。
右側にはコース外フラットのスペースがあるから、
エア台の手前で一度止まったり、エアを飛んでから
コース外に逃げたりできて便利だと思ったからだ。

その時やっていたのは、ツイスターの練習。
自分はいつも足が曲がっててなんかなぁ・・・と思っていたので、
「足をキレイに伸ばして飛んでみたい!」という欲が出てしまっていた。
そして、チャレンジしてしまった。

自分的にはタイミングよく踏み切って、
しっかり体を伸ばしてエアが出来たので、
「やったぁ〜☆」と空中で思っていた。

しかし足が雪面に着いた瞬間にものすごい激痛が左膝裏に走る。
自分でも、なにが起こったのかよく分からず、
でもヤバイ状況なのは感じ取れて、無理矢理コース外に出て転倒。
その後は痛くて膝を抱えたまま動けない。
そしてコースには誰もいない。
助けも呼べずに5分くらいうずくまり痛みが取れるのを待つ。

しばらくすると、少し痛みも和らいできたので、
恐る恐る立ってみる。左足に力が入らない。足も着けない。
仕方なく右足一本で滑ろうとする頃にコースに人が何人か入ってきた。

いまさら、「怪我したんです」って言うのも・・・
と思い、自力で下まで滑る。
ベースに着いたはいいけど、板を脱ぐと余計に歩けないのだ。
板とストックを支えになんとか車までたどり着く。

あ、そうだ、今日は友達がおんたけに滑りに行ってるんだ、
と思い電話してみる。すぐ繋がった。
その人は靱帯一部断裂かなんかで、自分もその可能性があるかも・・・
なんて思ったのでいろいろ聞いてみる。

彼女は手術せずにテーピングをして滑っているらしく、
自分がもし靱帯損傷だとしても手術まではしなくても済むだろう、と安易に考えていた。


今からすると、甘かった・・・。 リフト一日券買ってるのに半日で帰るのが気に入らなくて、 お土産を買って帰った事からも一大事だとは思ってなかったのがうかがえる。


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