夏休み旅行(前編)(2010.8.7〜11)
8/7(土)
今日から14日まで、7泊8日の予定で夏休み旅行です。行き先はポーランドで、私も彼女も初めて足を踏み入れる国です。ちょうどショパンの生誕200年ということもあって、それも目的の1つにしているんですよ。
取りあえずの今日の目的地は、ポーランド南部のカトヴィツェ(Katowice)という街です。観光的には何が有名なのか、まったく分からなくって、工業都市らしいのですけれど、移動の都合でこうしました。本当だったら、朝早起きしてちょっと暗いウチに出発する方がいいのでしょうけれど、相変わらず、朝も荷造り、テレビドラマを見たりで、ダラダラは変わらないですね・・・・・(^^;) 出発は10時半になってしまっていました。
で、今回は初めてカーナビゲーションを使ってみることにしました。実はこちらに来たときに前任の方から引き継いではいたのですけれど、あまり頼らずに約1年半過ごしてしまいました。(^^;) 今回はポーランドが初めてということで、試しに使ってみたということなんですよ。使い方は、最初に国を選んで、次に都市、そして通り名と番地を入力すればOKです。ただ新しい道路まではフォローしてなさそうですけれど、取りあえずは都市部でちゃんと案内してくれればOKと思っていました。
ポーランドとオーストリアって、国境を接していないんですよ。ということで、チェコかスロバキアをまたぐことになるんですけれど、通り慣れたチェコ経由で行くことにしました。ウィーンから北へ100kmちょっと走れば、チェコ第2の都市ブルノ(Brno)で、ここのショッピングセンターでお昼休憩です。チェコもお金の単位が変わるので、ちょっとメンドウですね・・・・・(^^;) チェココルナは手持ちがあるのですけれど、コインがどれがどれか迷ってしまいますね・・・・・
お昼ごはんを軽く食べて、高速道路チケットも買って、ここからは北東へ向きを変えてポーランドへひたすら向かって行きました。国境の街、オストラバ(Ostrava)まで高速道路と自動車専用道路がつながっていて、そこから少し進むとポーランドに入ったみたいです。というのが、どこに国境マークがあったのか分からないまま、どうも川を渡る橋が国境だったみたいですけれど、道路標識も変わってしまったし、ポーランドに入ってしまったんでしょう。(^^;)
ポーランドは高速道路が発達していなくって、ここからひたすら国道を走って行くことになりました。目的地のカトヴィツェを目指して走って行ったつもりが、その地名を見失ってしまって、しかもナビまでがどうもGPSをキャッチしていなかったりで、ひょっとしてナビが使い物にならない???(^^;) 何とか地図を見ながら、方角は見失っていないことが分かったので、何とかカトヴィツェ市街地に入ることができたみたいです。
市街地ではナビも復活して、それでも少し一方通行などに迷ったりもしたのですけれど、無事にホテルに到着です。ここカトヴィツェは工業都市のイメージ通りで、周りは四角い無機質な建物が多い感じがしました・・・・・(^^) すでに夕方になっていたので、晩ごはんを食べに行くのを兼ねて、市街地へ2人で歩いて向かって歩いて行きました。
ここカトヴィツェは人口30万人くらいの都市らしいのですけれど、旧市街らしい中心街が見当たらないんですよ。そう、美しい広場とかがなくって、レストランなども少ない感じがしました。それでも雰囲気のいい通りもあったので、そこに入ることにしました。ポーランドといえば、ボルシチとかのスープ類や、ポーランド風の餃子ピエロギなどが有名なので、さっそくいただくことにしました。ところが、ボルシチの熱いスープが、夏ということで置いてない!ということで、冷たいボルシチにオーダー変更です。ひょっとして、まったくイケてない国に来ちゃったのかな???(^^;)
と思ったのですが、その冷たいボルシチがとってもおいしくって、安心しました。(^o^) ピエロギは、ギョウザというよりもパスタに近い感じがしました。ひょっとしてお店とかで変わるのかな〜? あと、ビールもとってもおいしく飲めました。(^o^) こちらも安心して楽しめそうです。
初めてのポーランド、美しい街並みとかは見られなかったですけれど、取りあえずはおいしいモノをいただけてよかったです。(^o^)

ポーランド南部の工業都市、カトヴィツェ市内です。観光にはあまり向いてない街かも知れないです。
8/8(日)
今日はここからさらに北へ進んで、首都ワルシャワを目指すことにしていました。その前に、そのワルシャワから少し西へ行った村ろに、ショパンの生家があって、15時からピアノコンサートも演奏されるとのことで、まずはそちらを目指しました。ところが、その住所をナビに入力しようと思ったら、ナビはどうもその場所のデータがないとのことで、結局は地図頼りに進むことになってしまいました・・・・・(^^;)
ポーランドは高速道路が本当に発達していなくって、カトヴィツェからワルシャワもひたすら国道を走ることになるんですけれど、それでも片側2車線の道路が続いていて、時速100km以上で走れる区間も多かったので、思っていたよりも快適でした。ただ交差点があると時速70kmまで落とさないといけなくって、そういうところに監視カメラがたくさん置いてあるので、やっぱりちょっと走りづらい感じもしましたよ。(^^) やっぱり高速道路は偉大だな〜って思ってしまいますね。
今回走ったコースは、ほぼ平坦な感じのところで、険しい山岳地帯はほとんどありませんでした。さっきまで通ってきたチェコは丘を越えて行く感じが雄大な景色だったのですけれど、やっぱり国に雰囲気がよって違いますね。家並みはやっぱり旧共産圏の雰囲気かな? 無機質な建物と、少し荒れた感じのお宅をよく見かけました。ただ走っている車はけっこうキレイで、そんなに格差は感じなかったですよ。
200km以上走って、ワルシャワ方向から少しそれて、ショパンの生家がある村、ジェラゾヴァ・ヴォラ(Zelazowa Wola)へ向かいました。またまた道案内が途切れてしまって、少し道に迷ったりしたんですけれど、最終的には何とか到着です。ようやく、日本人のツアー団体のお客さんの姿も見かけることができましたよ。
ショパンの生家、今は博物館とその周りが植物園風の庭園になっていて、ゆったり過ごせる場所です。先に博物館となっている生家を見て、それから少しお庭をお散歩したくらいで、15時からのピアノコンサートを見ることにしました。そう、ショパンの曲ってだいたいがピアノ曲なんですよね。そして超絶的な技術で激しくも美しいメロディが、聴いていて気持ちいいですね。ここには世界各国からショパンのファンが集まっているような感じで、いろんな国の言葉も聞こえてきました。もちろん日本語も、英語も、ドイツ語もね。

ショパンの生家です。今は博物館になっていて、周りは庭園でゆったりと過ごせるんですよ。
17時ごろに、ジェラゾヴァ・ヴォラを離れて、東へ50kmほど離れた今日の目的地、首都ワルシャワへ向かいました。途中で渋滞にもあったりしましたけれど、ワルシャワ市内ではちゃんとナビも働いてくれて、何とか無事にホテルの駐車場へ到着です。やっぱりナビの威力はすごいですね。(^o^)
ホテルに着いたら少し暗くなりかけていた頃でした。少し休憩して、市内に歩いて出てみました。中央駅近くに、日本食レストランがあったので、今日はそこで晩ごはんです。(^^) そう、日本食もなかなか食べられないですからね・・・・・ オーダーは、ガイドブックにおいしい!と書いてあったラーメンとチャーハンです。評判通り、ラーメンはとってもおいしかったですよ。(^o^) お寿司もおいしいみたいですけれど、日本に帰ってからになっちゃうかな〜?
あと、ポーランドはウォッカのおいしい国でもあるんですよ。ストレートはちょっとキツいかな?と思っていたところに、サワー割りがあったので早速オーダーしたら、私にはこれがちょうどいいですね。o(^-^)o どこかで本来のストレートも試そうと思っているのですが・・・・・(^^)
食後は中央駅とそこに併設されているショッピングセンターを回ってみました。駅は薄暗い感じで、これから改装されるみたいです。ただ隣のショッピングセンターは、持参してきたちょっと古いガイドブックには載っていなくって、こちらはとっても明るくて近代的な建物でしたよ。滞在中に見て回るチャンスがあるかな?
駅構内で、ワルシャワ市内の地図と3日間のフリーチケットを購入して、ホテルまではトラムに乗って帰りました。もちろんポーランド語で、どこをどう走るのかはこれから調べていけないのですが、すぐに慣れるかな?
8/9(月)
ホテルは朝ごはんに別料金がかかってしまうということで、お外で食べることにしていました。そう、お手頃価格だったらいいんですけれど、なかなかそうもいかないんですよね・・・・・ どこで朝ごはんを食べようかとなると、お手頃なのがやっぱりマクドナルドになっちゃうのかな〜?(^^;) きのう下見した中央駅前のショッピングセンターの中のマクドナルドに入ってみました。
ふつうのハンバーガーやセットメニューはあったのですけれど、なぜか朝メニューがナシ??? こちらではまだ普及していないのかな? 仕方なく、ふつうのハンバーガーとコーヒーを朝ごはんにしてしまいました。ハンバーガーって、メークにはよくないんですよね・・・・・(^^;) 彼女には申し訳なかったかも知れないですね。
食後はお隣にある文化技術宮殿というところへ行ってみました。外見はモスクワの旧共産党の政府機関?を思わせる建物で、実際にもスターリンからの贈り物ということで、地元市民からもずいぶんと不評を買っているらしいのですが・・・・・(^^;) そう、今年2月にモスクワへ行ったときも、同じ外見の建物を見ていたので、「ソックリ!」って思ってしまいましたからね。(^^)
ここの目的は、展望台にエレベーターで昇って、ワルシャワ市内がどんな感じかを見ることでした。東から北側にかけて旧市街で、他の方向は意外にも緑の多い街だと思いました。確かに無機質な建物も多い気はしたんですけれど、人口規模としたらウィーンやブダペストとかとほぼ同じで、そこまで密集した感じでもなさそうですね。

モスクワ?を思わせるような、文化科学宮殿です。
スターリンからの贈り物らしいのですけれど、ワルシャワ市民からは評判がよくないとのことです。(^^)
この後は、今日の夕方に開催されるショパンコンサートの会場の場所を確認して、それから旧市街を散策しました。旧市街に入れば、無機質な建物とは無縁の世界で、歴史的な建物に囲まれた美しいエリアなんですよ。(^o^) そして最初に訪れたのが、旧王宮です。外観は赤みがかった割と質素な感じなんですけれど、中はあまりにも華やかでそのギャップにビックリしました。これまで見た中でも、かなり豪華な宮殿に入りそうな、ポーランドも豊かな国だったことが分かった気がしました。
さらに旧市街市場広場へ進んでみました。歴史的な建物に囲まれた広場は欧州では珍しくないんですけれど、ここのワルシャワも本当にステキですよ。(^o^) もう少し北へ行けば、バルバカンと呼ばれるレンガ造りの城壁が残っていて、ここが今の旧市街と新市街の境界になっているんですけれど、新市街も実はかなりの歴史があって、雰囲気のある街並みが続いているんですよ。
ここのカフェでお昼ごはんにしました。そう、まともにお昼ごはんを食べちゃうと動けなくなっちゃうし、晩ごはんも入らなくなっちゃうので、だいたいこのパターンでお昼はいつも軽く済ませていますよ。(^^) ちょっと意外だった気もしたのですけれど、ポーランドはスイーツのレベルも高いな〜って感じましたよ。(^o^)
他にも旧市街にある宮殿や、聖十字架教会、ワルシャワ大学などを順番に見て回りました。聖十字架教会には、ショパンの心臓がまつられていたり、大学にもショパンが住んでいたお宅があったり、ショパン生誕200年というだけじゃなくて、この街のスーパースターでいるんですね。
お花のキレイなクラシンスキ宮殿やサスキ公園を見てから、17時からのコンサートのために会場へ移動しました。コンサートはやっぱりピアノの独奏でした。前半はバッハの曲が中心で、私は少し眠ってしまいました・・・・・(^^;) 後半はちゃんとショパンの曲になって、知ってる曲も演奏してくれましたよ。中でもビックリしたのが、ソナタのbマイナー35番が演奏されたことでした。特に第3楽章は、誰もが聞いたことがある超有名曲!なんですよ。これが聞けるとは本当にラッキーだったのかな〜?(^^)
これが終わると、動き回っていた分おなかが空きますね。(^^) 晩ごはんは旧市街へまた歩いて行って、スープとメインをしっかりといただいてきましたよ。そしてポーランドもビールがとってもおいしいんですよ(^o^) スープは彼女はシュレックというライ麦スープがお気に入りで、私はボルシチが好きです。そう、ポーランドも食べ物のおいしい国だったんですね。o(^-^)o
帰りに旧市街を歩いて行くと、大統領府と思われる建物の前に、多くの人たちが集まっていました。お昼には今年の春の飛行機墜落事故の悲劇があったりしたので、その追悼だったのかな〜? そう、大統領のカチンスキーさんまで亡くなられてしまいましたからね。
8/10(火)
今日は午前中だけはメークしてもよかったので、またまた女性2人のワルシャワお出かけとなりました。(^o^) コースはきのうも歩いた旧市街から、その後は欧州でも美しい公園と評判のあるワジェンキ公園への移動です。バスでちょうど南北の一直線上にあるので、そんなに時間はかからずに済みそうです。(^^)

外観はシンプルな感じなんですけれど、中は壮麗な旧王宮(Zamek
Krolewski)です。

旧王宮前の広場から南方向です。

きのうディナーを食べたレストランです。(^^) ちょうど旧市街市場広場のすぐウラになります。

旧市街市場広場(Rynek Starego Miasta)の中心には、人魚像(Pomnik
Syrenki)があります。

ここの旧市街市場広場も、歴史的な建物に囲まれた美しいところですよ。(^o^)

まだ午前中だったので、旧市街市場広場のレストランやカフェも準備中でした。(^^)
ワジェンキ公園は、旧市街から南へ進んだ方向にあるんですけれど、旧市街を離れても宮殿のような建物が建ち並ぶちょっと高級な感じのエリアに、緑の深い公園があって、そこになります。少し歩くと、巨大なショパンの像があるんですよ。
そこから奥の方にず〜っと歩いて行くのですけれど、緑が深くて市内の騒がしさからはすっかり解放されて、とっても気持ちよくお散歩できましたよ。そして池の近くがワジェンキ宮殿となっていました。だんだん宮殿の中よりも、外のキレイな風景の方が好きになっているかも知れませんね。(^^)
来た方向と少しそれて歩いて行くと、あのウィーンにある宮殿と同じ名前の、ベルヴェデーレ宮殿がありましたよ。(^o^) といっても、今はレストランになっているみたいで、あんまり華やかな宮殿って感じでもありませんでしたが・・・・・(^^)

ワジェンキ公園(Park Lazienkowski)には、大きなショパン像があります。

広大なワジェンキ公園の中に、ワジェンキ宮殿(Palac
Lazienkowski)があります。

池の向こうがワジェンキ宮殿で、水上宮殿とも呼ばれるそうです。

なぜかここワルシャワにもベルヴェデーレ(Belweder)宮殿がありました。(^^)
この公園の外側辺りには、宮殿のような建物がたくさん建ち並んでいるんですよ。

宿泊したホテル前の広場で、三十字架広場(Plac Trzech Krzyzy)というそうです。
午後からはメークも落として、ふつうの(???)夫婦に戻っていますよ。(^^;) 旧市街のメインストリート、新世界通りにあるカフェに入って、スイーツをお昼ごはんにしたのですけれど、ここも本当においしかったですよ。(^o^) ウィーンとかよりもレベルが高いかも知れないですね。
そして今回のお目当ての1つだったショパン博物館へ入ってみました。旧市街から東へ川へ向かったところに宮殿風の建物があるんですけれど、レジで入場券を買おうと思ったら、なぜかきのうから予約がある人じゃないとダメとのことで、「明日以降のチケットしか売れない!」とのことでした。でも明日は次の場所へ移動しないといけないし、仕方なく何とサッサと博物館の中に紛れ込んでしまいました。(^^;)
ちゃんとチケットを買うと、カードを受け取ることができて、そのカードを展示の部分に当てると、それに関連する音楽が流れるようになっているのですけれど、私たちはそのカードは持っていなくって、展示だけを見て行くだけになってしまいました。ガイドブックとかにも、入場券に予約がいるようなことは何も書いていなかったし、実際にレジにもそんな説明は一切なくって、もう少し何か分かるようにしてほしかったな〜・・・・・って思ってしまいました。
コッソリ・・・でもないんですけれど、展示はしっかりと見てきましたよ。(^^) 音楽関係の展示って、ちょっとマニアの方向け?って感じもしなくはないのですが・・・・・
この後も旧市街の宮殿や史跡を巡って行って、キュリー夫人の博物館にも入ってみました。そう、ショパンだけに目を奪われそうなんですけれど、ポーランドはマリア・キュリーさんもスーパースターのお1人なんですよね。実を言うと、きのうお昼に入ったカフェのお隣でしたが、まったく気付いていませんでした・・・・・(^^;)
キュリーさん、ご存知の通り2度もノーベル賞を取られたんですけれど、それ以上に男性に交じって科学技術を発展させて来られたこと、そしてそんな展示を見て回れて、すごくステキだな〜って感じてしまいました。本当にあこがれの存在ですね。私も少しでも近づければいいのですが、はるかはるか遠くの方ですね・・・・・(^^;)
あとは旧市街をダラダラと歩き回るのですけれど、その旧市街広場で絵が売っていたので、ワルシャワ市内の風景画を大小2枚を買うことにしました。油絵はちょっと高くて、なかなか手が出せない感じなんですけれど、それでも帰国するまでには何枚かそろえたいな〜って思っています。そう、今回は水彩画ですよ。
その後はサスキ公園前にある無名戦士の墓を訪れてみました。ここは今は工事中で、外観はちゃんとは見られなかったのですけれど、ここも衛兵さんの交替儀式があったんですよ。ちょうど18時にその儀式に立ち会うことができました。ジッと動かないで警備されているお姿、そしてさっそうと行進しながらお勤めを終えられるお姿、見られるのはここだけではなくって、何ヶ所かで見ることはできるんですけれど、本当にステキでウットリしてしまいそうです。(^o^)

無名戦士の墓自体は工事中でしたけれど、衛兵さんにしっかりと守られているんですよ。交替儀式も見ることができました。(^o^)
晩ごはんには少し早いかな?と思ったので、中央駅隣のショッピングセンターへまた行ってきました。入ったのはカルフール、そうスーパーマーケットですね。やっぱり外国のスーパーマーケットを見るのって、楽しいんですよね。(^o^) 物価を調べたり、品ぞろえの差も参考になります。ただ、まだ生鮮食料や冷蔵が必要なモノは最終日にしか買えないんですけれどね。その最終日は、ポーランドで過ごしてからウィーンに戻ることにしているので、チャンスはまだあるんですよ。
晩ごはんは王宮広場から少し南へ行ったところにあるレストランにしました。彼女がポテトのパンケーキを食べたい!ということで、それを出してくれるお店へ入ったのですけれど、とにかくこちらに来て、ポーランドのごはんはとってもおいしいんですよ。(^o^) お酒もおいしいし、食べに来られるだけでも価値はありそうです。
8/11(水)
今日、ワルシャワを離れることになっています。近所のカフェでケーキを朝ごはんにしたのですけれど、そのケーキもとってもお上品でおいしいんですよ。(^o^) ロシアではあまりスイーツとは縁がなかったのですけれど、そちらの影響も受けてるのかな〜? それともベルギーやフランスの方でしょうか?
ホテルをチェックアウトして、ワルシャワ市内最後の訪問地、ヴィラヌフ宮殿へ向かいました。きのう訪れたワジェンキ公園よりもさらに南にあって、ガイドブックでは壮麗な宮殿の写真が載っていましたよ。ところが、宮殿辺りは大規模な工事中で、駐車場もどこかよく分からないまま、工事用の作業車のジャマにならないように、道端に縦列駐車をさせられてしまいました・・・・・
そして宮殿に入ってみたら、まさに壮麗な宮殿が現れましたよ。(^o^) ただ古いガイドブックとは色が変わっていて、鮮やかな黄色が強烈な印象でした。宮殿の中は、2階は割とシンプルに肖像画などが展示されていただけだったんですけれど、1階はステキな王様のお部屋で、ここはポーランドの王様の夏の離宮として使われていたそうです。

ワルシャワ市内南部にあるヴィラヌフ宮殿(Palac
Wilanowski)です。
庭園は大規模工事中でした。
そして美しい庭園があるということで、行ってみたのですけれど、こちらもまたまだ大規模工事中でした・・・・・ 完成していれば、お花のキレイなお庭になるそうですけれど、もうしばらく時間がかかりそうですね。庭園には池もあったりして、ゆったり過ごすにはいい場所だと思うのですけれど、あと2年くらいかかってしまうかも知れないですよ。
この後は、次の目的地のクラクフへ車で移動です。ワルシャワ市内で渋滞に巻き込まれてしまって少し手間取っちゃいましたが、何とかワルシャワ市内を無事に抜けられました。ここからはひたすら南へ向かって走るだけなんですけれど、来るときとはまた風景が少し変わりますね。今度は丘を越えて行くようなアップダウンが多いコースでした。本当に少し東よりってだけなんですけれどね。やっぱりここも高速道路が発達してなくって、片側1車線の道路もけっこう走らされたりしたんですよ。
運転中に携帯電話がよくなったんですけれど、チラッと見たらアメリカから? どこの誰がわざわざ国際のマチガイ電話をしてくるのかな〜?って思っていたのですが・・・・・
続きは後半にしますね。