平成13年4月8日
 先日地元で開催されたRPGコンベンションに行った。
 コンベンションに参加してゲームに参加しないという大変貴重な体験をした。
 というのも、体調を崩してしまい、GM参加を予定していたのだがとてもGMを出来る状況ではなかったので、これを辞退し、また、プレイヤー参加でも周囲に迷惑をかけるといけないと思い、これも辞退した。
 結果、スタッフ待機席で待機スタッフと話をしながら時間を過ごした。
 このコンベンションには何度も参加しており、大変楽しませてもらっているのだが、今回はいつもに比べて手際が悪かった気がするのは、気楽な一般参加者の立場としてではなく、スタッフ待機席にいて似非スタッフ的な立場だったからそう思えただけだろうか?
 閉会後、食事をするというスタッフについて行ったが、体調のため早々と帰ることにした。
 あー、かなり話し足りない気分であったので、割と不満。
平成13年4月15日
 先日、深夜のフルハウス(再)が終了した。
 毎日楽しみにしていたのになぁ。
 金曜日の6:25pmの再放送が終わったときはそれほどショックではなかった。なにしろ、まだ深夜の再放送があったから。しかし、これほど早く終わるとは思わなかった。
 でも、考えてみれば、月−木の帯でやっているわけで、つまり1週間で4回放送しているわけで、週1回放送の4倍のスピードで放送していると思えば、それはすぐに終わるよなぁと思ってみたり。
 途中から見始めたので、はじめのほうを見ていない。むかし、本放送のときにちょこっとだけ見た気がするけど、本気で見ていたわけじゃないからなぁ。
 また再放送してほしい。たのむぜ、NHK!
 でも、土曜日のズッコケ三人組が面白い事に気づいた。
 主人公の3人組役の子供たちの演技はわざとらしさが残るが、脚本がよく出来ていた。ゲームのシナリヲでもああいった伏線の使い方や謎解きをしてみたいと思った。
平成13年4月19日
 『ダンジョンズ&ドラゴンズ(R)』を”DD”を略す人がいるが、これがどうも気に入らない。
 同様に、『トンネルズ&トロールズ』を”TT”と略すのも気に入らない(ただし、『ハイパートンネルズ&トロールズ』を”HTT”と略すのは別に構わないようだ)。
 あと、『ソードワールドRPG』を『ソード』と略すのも嫌い。
 なんでだろうと考えてみた。
 おそらく、これまで慣れ親しんだ言葉ではない異質な言葉だからだろう。
 もちろん、swordという単語は別に異質な言葉でもなんでもないが、これを『ソード』と『ソードワールド』をさしていうのが自分的に異質なのだろう。
 さて、ここからが本題。
 日本語が乱れているといわれて久しいが、代表的なものとして、「ら抜き言葉」がある。
 私はこれがダイッキライである。
 むかしはよく会話中に相手が「ら抜き言葉」を使用するたびにそれを訂正していたのだが、最近は大人になったのか、口には出さず、心の中だけで訂正するようになった。
 それと、全然きれい、のように、全然のあとに否定の「ない」がこないのも嫌い(今思いついたが、これを全然〜肯定締め、と命名しよう)。
 こういったことを指摘すると、だいたいの人が「言葉は変化するものだからつべこべいうな」という回答をする。
 たしかにその通りなのだが、私的にどうもすっきりこないのだ。ら抜き言葉や全然〜肯定締めは。
 やはり、慣れ親しんだ言葉ではない、自分にとって異質な言葉だからだろう。
 ところで、こういった連中を丸込める何かいいアイデアはないだろうか?
平成13年5月2日
 前回の『コメディーお江戸でござる』にて「卵が先か鶏が先か」ということに関して、親子が大喧嘩をする、というようなことをやっていたのだが。
 答は決まっている。
 それは、卵だ。
 理由?
 問題には「卵」としかない。誰も「鶏の」卵とは言っていない。爬虫類だろうと魚類だろうと、昆虫だろうとみんな卵から生まれる。こいつらは鶏が誕生する以前からいたに違いない。
 ゆえに、卵が先。
 簡単な問題だな。
 ただ、これでは屁理屈、あるいは揚足とりになってしまう可能性がある。
 よって、これを「鶏が先か、鶏の卵が先か」に変えてみよう。
 問題は、鶏の卵の定義である。
 「鶏が生まれる」卵なのか、それとも「鶏が産んだ」卵なのか。
 この定義によって答は変わってくる。
 鶏の進化の前段階の鳥(これをプレ鶏と呼ぼう)がいて、こいつが生んだ卵から鶏が生まれるとする。
 さて、この卵は鶏の卵か否か?
 つまりそういうこと。
 結局、屁理屈だったり揚足とりに終わってしまうのであった。
平成13年5月5日
 先日、金曜ロードショーの『ロッキー3』を見た。
 ロッキー役のS.スタローンの声優が玄田哲章だった。玄田哲章が嫌いなわけではない。しかし、やはりロッキーといえば、私の中では羽佐間道夫であるわけで、聞いていてかなり違和感があった。
 訳の方も、エイドリアンがロッキーをあんたと呼んでいた。これもエイドリアンらしくないなぁ、と思ったし。
 イタリアの種馬をイタリアの巨人と訳していたのはいただけなかったなぁ。
 でも、なんだかんだでロッキーは面白い。
 小学生のときにテレビでやっていたのをビデオにとって何度も見たよ。
 たしか去年のいつかに衛星放送で1から5まで放映されていて5夜連続でそれを見て。今年の頭にやはり衛星放送で1から5までやっていてそれを見たり。
 私的には5は別格として。
 1から4では、3が一番つまらなかったと感じていたのだが、主題歌の「Eye of the Tiger」が好きだね。
 Eye of the tigerといえば、トーキョーN◎VAで同名のサイバーアイがあるが、元ネタはこれだろうと思っているんだが、違うかね?
平成13年5月24日
 NHKのホームページを覗いたら、なんと『ふたりはふたご』が6月いっぱいで終わってしまうではないか。
 前番組のフルハウスに比べればそりゃあれだけど、それでもおもしろかったよ。とくに、最近は話の主題が子ども達ではなく大人にあったから。
 そういえば、『ズッコケ3人組』もそう長い命ではないんだろうなぁ。
 1クールか長くても2クール。
 確か『六番目の小夜子』をやっていたのは、1年前の今ごろだったか?
 最初の5分くらいを見逃しただけで、後は全部見ていたな。原作があるらしいのだが、なぜか本屋では見かけない。最近文庫ででたらしいのだが……
 『六番目の小夜子』といえば、作者の恩田陸が『ライオンハート』という新作をだしたようだ。私の好きな時間SF、しかも切ない系らしい。
 今度探してみよう。
 時間SFといえば……
 ロバート・F・ヤング「たんぽぽ娘」とか好きだ。
 もちろん、R.A.ハインライン『夏への扉』も好きだし、日本の作家でいえば梶尾真治とか。『恐竜ラウレンティスの幻視』収録の「時尼に関する覚書」は最初に読んだ梶尾時間SFだが、私的にはこれが一番いい。あと『クロノスジョウンターの伝説』とか。
 高畑京一郎『タイム・リープ』もいいね。ちなみに、ラベンダーの香りは『時をかける少女』、車に乗るやつは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』、猫が扉を探すやつは前述の『夏への扉』だ。
 やっぱり、時間SFはいい。
 だれか、お勧めの時間SFがあったら教えてくれ。
平成13年5月29日
 恩田陸『六番目の小夜子』と『ライオンハート』を購読した。
 考えてみたら、『六番目の小夜子』は古本屋で探しただけで、新刊を探した事は一度もなかった事に気づいた。で、新潮社の文庫コーナーに行ったら、あった。
 『六番目の小夜子』、巷では『ろくさよ』と呼ばれているらしい。
 で、その『ろくさよ』だが、それなりに面白かったけど、期待していたほどでもなかった、かも。
 途中までは面白かったんだけど、どうも、最後は広げた風呂敷をしまっていないようでどうもすっきりこない。なんで? というのがいくつか残る作品だった。
 一方、『ライオンハート』だが、連作短編が5篇収録されているのだが、なかだるみというか、3番目と4番目がつまらない。
他が面白いだけに、残念。
 時間SFというくくりに入るらしいが、あんまりSFという感じはなかったなぁ。もっとも、SFとはなんだ、と聞かれても困るけど。まぁ、とにかくそんな感じ。
 『ライオンハート』の元ネタがネイサン『ジェニーの肖像』とのことなので、今度探してみよう。
平成13年6月13日
 時計について思うこと。
 時計の針を5分前後進めている人をよく見かける。
 なんでも、進んだ時計に合わせて行動すればいわゆる5分前行動になるからだそうなのだが、実際は「この時計は5分進んでいるから、あと5分はゆっくりしていて大丈夫だ」という風になるようだ。
 その結果、約束の時間を遅刻なんかしたら無意味というか、有害だよな、とか思ったりしている。
 で。
 自分としてはそういう輩には「時計を遅らせろ」と主張している。
 時計が遅れていると知っていれば、当然その時計よりは早く行動を起こすはずである。
 さらに、何分遅れているかを知らなければ実際の時間よりも早く行動できるのではないか、と主張するのだが、誰も肯定してくれたことがない。
 ちなみに、私は時計を持ち歩かない人なので、こういうことは全く他人事だったりする。
平成13年6月18日
 先日とても恐い夢を見た。
 恐いというか、気持ち悪い夢といおうか。
 あれは、私が子供のころ通っていたスイミングスクールの更衣室。
 ロッカーの下からゴキブリが2匹這い出てきた。つがいだったらしく交尾を始めた。さらに、ぞろぞろとゴキブリがロッカーから這い出てきた。
 これは気持ち悪いと思い、その場にいたみんなと更衣室を出ることにした。
 ふと、振り返ってみると、かなりの数のゴキブリが更衣室の中にいた。
 中には体長50cmくらいの大ゴキブリもいた。
 その大ゴキブリが羽を広げて飛んでくる。
 裸足で逃げしましたよ、それはもう。
 その後、忘れ物に気づいてそのスイミングスクールに電話をしてみたところ、ゴキブリに占拠されて中には入れないとのことだった。
 ゴキブリに占拠されたのに電話に人間が出たのは夢だからいいとしよう。
 それにしても恐い夢だった。