エピローグ
GM
「さて、戦闘終了時、各キャラクターの隊長への信頼ポイント、もちろんハートね。それと、隊長からそのキャラへの信頼ポイント。その二つを足した値を教えて」
胡桃
「22です」
サフ
「19、になるのかな?」
美蘭
「20。くそ、撃墜さえされなければ」
牡丹
「あれ。みんなそんなにいくのかぁ。23。ダントツだと思ったのに」
椿姫
「ククククク。最後に稼ぎましたよ。24」
GM
「お! じゃあこのシナリオのヒロインは椿姫だね」
椿姫
「では、甲冑から降りる隊長を、黒い華撃団の軍服姿のまま、敬礼で出迎えます。『例を言わせていただきます、少尉殿。あなたのおかげで、軍人としての自分もまた、自分の一部分なのだと気が付きました。自分は、縛られていたのかもしれません』」
高村
「『椿姫くん……』」
椿姫
「『少尉殿……』」
胡桃
「『まあ、やっと椿姫ちゃんも、高村さんを隊長と認めたんですのね〜』」
椿姫
「では赤面して『ばっ、ばかを言うな! 誰が、海の軟弱者などをっ』」
牡丹
「『まあまあ。それより大切なことを忘れてるぜ』」
椿姫
「『大切な?』」
美蘭
「『今日は椿姫にゆずるよ〜。さー、号令号令〜』なんせ24点分だものな」
サフ
「『さぁさ、恥ずかしがらずに、真ん中へいらっしゃい』」
椿姫
「『あ〜もう、わかったから押すな! では、コホン……。勝利のポーズ!』」
全員
「『決め!』」
GM
「はい、お疲れ様でした〜」
 
 ラストシーンは、別にアドベンチャーパートのルールを使う必要なく、きりの良いところで終わらせるのがよいと思われます。  今回のゲームは、雑談込みで4時間半程度。戦闘がやや重めですが、選択肢が広いわけではないので考える時間は短いです。
 大切なのは、サクラ大戦世界を遊んでみたいと思う気持ちと、隊長をラブり殺そうとする意欲。
 みなさんも、是非太正桜に浪漫の嵐を巻き起こしてください。
 それでは。