銭 湯 解 析
若松湯 (調査:H15.10.18) | |
足:南海本線「樽井」駅下車、北へ徒歩約10分。前畑団地内。 |
営業時間:16時〜24時、第2・4木曜休 入場料:250円、小人120円 住所:大阪府泉南市樽井8−6−3 電話:非公表 昔ながらの銭湯風情を今も残す共同浴場。 形態は市営の共同浴場であるが、このゆったりとかつ堂々とした外観は大阪市内でも私の幼少時代にはよく見かけた銭湯のスタイルを保っているので、懐かしさを感じた。また玄関前にある内を覗かれないようにバリアしている壁も残っている。今はとんと見かけなくなっているので貴重であろう。 番台で料金を支払い脱衣場へ。脱衣場は有機的雰囲気満載の懐かしさ溢れている中にロッカーだけは新調され光っている。このロッカー、更衣室に置いてあるタイプを導入しており、鍵にはサウナのようにプラバンドが付いている。新旧のギャップにとまどうが、利用者にとっては大事なモノを預けておくロッカーだけに新しいタイプの方がいいだろう。 浴室は真ん中から奥へとメイン(深・浅)浴槽が鎮座し、左奥に電気風呂があるシンプルな構造。浴槽はどれも広くジェット装置がないのですこぶる静かであるのでのんびり湯を愉しむことができた。メイン(浅)浴槽には水枕がなぜか設置されているのが少し謎ではある。 洗い場は浴室両翼にカランが並び、どれもホースシャワー付、しかも温度調節可能な新型に換装されており、メンテが常に行われていることが伺い知ることができる。これは公営の共同浴場の強みと言えよう。 風呂上がりにドリンクをグイッといきたいところではあるが、共同浴場なのでドリンクは置いておらず残念。近くに店や自販機があるのでそこで買い求めるとよい。 |
評価:★★★☆☆ コメント:なんだか懐かしさをおぼえる。個人的には好きだ。 |