銭 湯 解 析

犬鳴温泉センター (調査:H14.05.18)







足:JR阪和線「熊取」駅より南海特急バス粉河行き、南海本線「泉佐野」もしくはJR阪和線「日根野」駅より南海バス犬鳴山行きに乗って「犬鳴山」バス停下車、徒歩約3分。
営業時間:9時〜18時(平日は17時まで)
入場料:1400円(60歳以上は1200円、小人800円)
住所:大阪府泉佐野市大木犬鳴2238
電話:0724−59−7208
URL:
http://www.ad-fuji.co.jp/test/ad-fuji/inunaki/inunaki.html

「関空の奥座敷」とウワサの歴史ある温泉である。
ま、このウワサもそれほど関空特需に沸いた訳ではなく、それを当て込んで多くの温泉旅館が大改装しちゃったもんんだから、どこもあぷあぷ状態だそうだ。
しかし、こちらは外来客専門なので、休日の昼などは結構賑わっている。夏は避暑がてらに、冬は温泉堪能に、と大阪からほど近いので日帰り温泉好きにはオススメである。

ここの外観は「うぉ、温泉だなぁ」と思わせる雰囲気がいい。入ってフロントに料金を支払うと奥の広間は使い放題で入っては休みまた入って、と湯を十分に堪能することもできる。そして大広間からの窓からは紅葉と流れる清流が大いに心を和ませてくれる。

また「離れ小屋」も何軒かあり、夕方まで使用(別料金5000円)することができる。
離れなのでのんびりとできるのだが、のんびりしすぎてカップルなどがよからぬことをしないように内部を隠せないようにしている。ま、賢明な判断であろうが。(ははは…)
浴室は母屋と離れとの間にあり、脱衣場には脱衣カゴと丸椅子があるのみのシンプルさ。貴重品は母屋の大広間にコインロッカーがあるので活用しよう。
浴室内は大きな浴槽が一つあるのみだが、湯温も泉質もいいので満足できる。また浴室の窓から庭が見え、そこから差す太陽の光がなんともほんわかとしていていいのだ。

源泉名・犬鳴一号(かっこいい!)、泉質はナトリウム炭酸水素塩泉、源泉16度とあるが、浴槽内は39度に保っているそうだ。
実際、湯から上がると肌がスベスベとしていてすこぶる爽快。やはり銭湯の湯とは全然違うなぁ、と実感。

また大広間では飲食もできる。特に釜飯弁当(1400円)は本当に美味しいので、是非食してもらいたい。しかし、釜飯の炊きあがる湯気に蟲がめっちゃ集まってくるので要注意だ。
評価:★★★★
コメント:大阪の奥座敷はなかなかいい。泉質はグッドだ。
    風呂上がりに釜飯は是非。



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