銭 湯 解 析

不動口館 (調査:H14.10.26)


足:JR阪和線「熊取」駅より南海特急バス粉河行き、南海本線「泉佐野」もしくはJR阪和線「日根野」駅より南海バス犬鳴山行きに乗って「犬鳴山」バス停下車、目の前。
営業時間:外来湯は11時〜17時(入浴は20時まで)
入場料:800円、小人400円
住所:大阪府泉佐野市大木犬鳴山温泉
電話:0120−123429
URL: http://www.fudouguchikan.com

み奈美亭」同様、外来入浴も受け入れている温泉旅館である。
こちらも外観はさることながら、関空特需で改装されたとかで設備も立派。
浴室は地下2階構造で地下1階はメイン浴槽に洗い場となっていて、地下2階は露天風呂となっている。
まずは地下1階(「かじかの湯」)、メインの浴槽は半円形で大きい。湯温は熱めだが静かなのがいい。またここの良いところは洗い場にシャンプー・リンスにボディソープはもちろんのこと、歯ブラシにひげ剃りが常備していることだ。カランはもちろんホースシャワー付き。この値段で外湯はちょっと頑張っているなぁ、と感心する。
そして地下2階(「せせらぎの湯」)は二瀬川に沿って露天風呂の浴槽が横たわっており迫ってくる川の景色はすこぶる良く、岩風呂(洞窟風呂)風なのも温泉!って気分にさせてくれる。まさしく『せせらぎの湯』と銘打つだけはある。奥に大きな瓶が置いてあり、それがかかり湯用の湯鉢と判るが、子供達の中にはそこに入っていたずらしてしまう子もいるかもしれない。(笑)

と、けっこう良い設備なのだが、休憩所が下駄箱付近にしかなく、それも狭いこと(一応ハーゲンダッツとキリンビバレッジ関係の自販機はある)と、脱衣場に常に和風な琴の有線放送を流しっぱなしなのは、ちょっともったいない。琴の音は不必要。せせらぎの音で充分に満足できよう。
評価:★★★★
コメント:露天風呂はいいですね。あとは琴の音かな?
    犬鳴温泉はもっといろいろにアピールする手段はあると思う。
    是非頑張って欲しい。



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