銭 湯 解 析
第三三福湯 (調査:H14.03.18) | |
足:地下鉄谷町線「野江内代」駅下車、南西へ徒歩約10分。 |
<平成18年、廃業確認> 営業時間:14時30〜24時30、水曜休 入場料:大人360円、洗髪料10円 住所:大阪市都島区都島本通5−16−4 電話:06−6922−4415 都島区には第一三福湯・第二三福湯・この第三三福湯という『三福湯三兄弟』があり、銭湯の好きな方ではちょっと有名?である。しかし何故こういう名称になったのかは不明。どなたか真意をご存じの方は教えて欲しいです。 最後に三男のご紹介をば。 ここは他の兄弟とは離れたところにあり、中途半端な街開発の跡地にひょこいがんで佇んでいる。なので、入口から番台まではちょっと離れており、奇妙な構造になっている。しかし、三兄弟の中では一番寂れている。客数も少ないが、この奇妙な構造が更にそう感じさせていると思う。 入れば一般的なちょっと年代モノの銭湯といった感じ。 浴室内も仕切側にメイン浴槽(浅・深)にバスクリン(この日はブルーハワイ)、電気風呂とシンプル。洗い場の床はタイル貼り。そして気になる湯出口のオブジェは残念ながら『リス』ではなく『ライオン』だった。 とまぁ、特徴無くつまらなそうに見えるが、ここの凄いところがある! それは、『タイル画』の立派なこと! 脱衣場には「美保の松原」、浴室内のカラン側には「二見浦・夫婦岩の日の出」、仕切壁には「安芸の宮島(桜春)」と堂々としたタイル画に大いに感動してしまった。 ここのタイル画は一見の価値はある。 風呂上がりにはラムネ(90円)の他は缶が中心、牛乳は雪印だった。しかし『お風呂屋さんの牛乳』と自己アピールしている雪印、逝印にはならんとってな。 |
評価:★★★☆☆ コメント:ここのタイル画は立派だ。一見の価値あり。 しかし、あとは並。 |