銭 湯 解 析

第一三福湯 (調査:H14.03.13)






足:JR・京阪「京橋」駅下車、北へ徒歩約10分。
営業時間:14時30〜25時、第2・4金曜休
入場料:大人360円、洗髪料10円
 貸タオル無料
住所:大阪市都島区都島中通3−10−9
電話:06−6922−1745

都島区にはこの第一三福湯・第二三福湯第三三福湯という『三福湯三兄弟』があり、銭湯の好きな方ではちょっと有名?である。しかし何故こういう名称になったのかは不明。どなたか真意をご存じの方は教えて欲しいです。

まずは長男のご紹介をば。
ここは京橋通商店街の北端から北西へしばらく歩くと古くて重厚な造りのここが立派に構えている。やはり長男の風格ぶりにちょっと感動をおぼえた。
脱衣場も木の仕切や吊下げ式扇風機があったりと旧き良き銭湯の面影をそのままに残っているが、もう20年以上前の中○派や○労協関連の指名手配ポスターまで貼り続けることはないだろうに。。。思いっきり色あせとりますがな。(笑)
けど、身長測定器があったのはいいねぇ。昔はどこの銭湯(大阪市内)にはあったんだけどねぇ。

浴室内はスチームサウナを増設したりと多少は手を加えているがほとんど昔のままの雰囲気を上手く残している。
楕円のメインの浴槽(浅・深)を中心に電気風呂(一人入ればかつかつだけど)、ジェット風呂、スチームサウナがある。しかし、ここの特徴は石畳敷の床、そしてその床が真ん中ある排水口に一つに集まるように上手く傾斜をつけていることであろう。昔はよくこういった感じの銭湯は数多くあったが、今や改装などで数を減らせているだけになにか懐かしさを感じた。またメイン浴槽はタイル&御影石で出来た旧いタイプなのもいい感じだ。
ただ、気になったのはジェット風呂の空気取入口の左2つは詰まってるし、残り1つに至っては湯が逆流してあふれ出してるし。。。こういった修理はこまめにして欲しいモノだ。
あと、入口横の水はちに「リスの置物」が鎮座し、そこから水が出ているのは笑えた。
ま、湯も浴室もキレイなのでゆったりと懐かしさを感じながら湯を愉しむことができた。

風呂上がりにはみかん水とスコール(共に80円)と牛乳は毎日だった。
評価:★★★★
コメント:まったりとした雰囲気がとてもいい。
     長男の風格(?)を感じ取れた。が、メンテはこまめに。


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