銭 湯 解 析

生照温泉 (調査:H15.12.13)
 

足:近鉄奈良線・大阪線「今里」駅下車、東へ徒歩約5分。今里胃腸病院を目印に行くとよい。
営業時間:14時45〜24時、日曜休
入場料:大人360円、貸タオル20円
住所:大阪市生野区新今里6−4−8
電話:06−6751−1095

大阪最多を誇る銭湯王国、生野区の中でも最古と言われている名銭湯。
凸型の典型的な大阪風の堂々とした造りはさすがに立派である。白壁と松、そしてさりげない曲線は素晴らしい。
暖簾をくぐり内へ入ると、脱衣場の広さに驚いた。なんともゆったりとしている。また壁の上部には名力士達の手形が掲げられ華を添えている。ただ少し残念だったのは手前奥の庭の池は枯れていたことであるが、仕方ないか。
浴室へはいると、真ん中から仕切壁へ向かってメイン(深・浅)、気泡、座りジェット、電気風呂、一番奥にスチームサウナが並んでいて、外壁側奥に横に長く水風呂が置かれている。浅い目の浴槽の底には鯉のタイル画が元気そうに泳いでいた。また、電気風呂は他の浴槽と一体化しているの赤色のタイルで電気の流れているところとそうでないところとがわかるように区別しているところはとても嬉しい配慮である。そして所々に大きな石板が沈められていたが、これは段がキツいので少しでも足腰の弱い方への対応なのか、これもいいアイデアである。水風呂には「温冷入浴のススメ」が掲げられていた。
カランにはホースシャワーが付けられている。(一部固定式シャワー)

風呂上がりのドリンクは、みかん水にラムネ(各80円)、牛乳(フルーツも)はメグミルク(110円)だった。
評価:★★★★(の上)
コメント:生野最古と言われる名銭湯。
     ぜひ湯を愉しんで欲しい。


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