銭 湯 解 析

東上温泉 (調査:H13.11.12)







足:JR・近鉄「鶴橋」駅下車、環状線ガード下西側を南へ徒歩5分。
営業時間:15時30〜24時、金曜休
 (日曜は8時〜24時)
入場料:大人360円(洗髪料10円)
 貸タオル20円、貸バスタオル50円
住所:大阪市天王寺区東上町7−30
電話:06−6771−6830

外観とちがってなんとも特徴的な銭湯である。
なんと、「人間洗濯機」が置いてある。これは単に浴槽に湯が回るようにジェット水流を配置しただけなのだが、これがまたくるくると自身も回るのでかなり楽しい。昔、京都市右京区にあった『地蔵湯』さんのは大きくまん丸い浴槽だったので、客の少ない時間帯にはええ年こいた爺さんが独りくるくるりんと無邪気に遊んでいる姿を見かけたのだが、もうここは廃業(H14.4)してしまい残念である。私の知る限り「人間洗濯機」があるのはここだけでは?とも思うが、ここのは地蔵湯のとちがって小さく、楕円形なのがちょっと残念である。
また、この「人間洗濯機」の浴槽の左右の縁にステンレス製の『入口』と書かれたプレートがはめ込まれているのは、小さい浴槽の内には段差があって危険なためだあろうが、嬉しい配慮である。
また、備置きの椅子や風呂桶も独特な形をしているのも興味深い。
特に風呂桶は足が付いており、一見古代中国の青銅器かいな?と笑えてしまう。けど意外と使いにくいんですけど。。。
あと、使いにくいと言えばサウナ前のカランが床が一段上がったところにあってなんとも洗いにくい。こんなところまで作らんでもなぁ。
浴室には人間洗濯機の他にメイン浴槽、水風呂、ジェット寝風呂(松葉湯入り)、電気風呂にサウナと狭い割に種類も豊富。天井もかなり独特な形をしているので一見である。
ただ、残念なのはサウナの座るところがすのこになっているのはいいけど、それが市販されているモノを置いてあるだけなので板を止める釘の頭が剥き出しで、気づかずに座るとちょうどサウナで熱せられてアツアツの釘の頭に我が『金の玉』がのっかって非常に死ぬ思いをした。サウナに入り際にはお気を付けを。

風呂上がりにはイタクラサイダー・みかん水(60円)、レモンスカッシュ・ローヤルサワー・ボランC(80円)、その他はサンガリア系の缶中心。牛乳は森永なれど協業系のサワー等もあって種類は豊富である。

評価:★★★★
コメント:なんとも特徴的なので本当は5つあげたいが、サウナのすのこは
気を付けてもらいたいし、やはり小さい人間洗濯機は残念である。


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