銭 湯 解 析

金比羅温泉 (調査:H14.03.25)





  

足:JR大阪環状線「大正」駅下車、南東へ約10分、大浪橋東詰北側(大浪橋を渡って浪速区に入ってすぐ)。
営業時間:14時〜24時(日曜は5時〜24時)、第2・4水曜休
入場料:360円、貸タオル無料
住所:大阪市浪速区桜川4−17−13
電話:06−6631−4502

なかなかラビリンスな銭湯である。
それは、脱衣場からも浴室からも立体的な構造であり、1階脱衣場からは2階コインランドリー兼休憩所そしてサウナへ行け、そのまま歩けば一階浴室へたどり着く。そして一階浴室の奥には更に2階へと続く別の階段があって上ると、露天風呂に寝風呂(ここは露天ではなくバスクリン風呂)がある。その間には中庭があるが入ることはできない。もし入ることができれば更なる迷宮風呂があなたを待っているのかも知れない。(これは冗談)
とまぁ、立体的な構造にも拘わらず広々と感じるのはいい。
一階浴室にはメイン(深・浅)浴槽にラドン温泉(はぬるい目の湯)に電気風呂、そしてもう一つ薬湯入り電気風呂がある。さすが工場の多い労働者地域だな、とうなずける。カランもホースシャワーに固定式シャワーもあってのんびり躰を洗うことができる。2階サウナ室には玉石を敷き詰めた踏み台付スペースもあって健康的である。ただ、そこの休憩室は大浪橋の歩道と高さが同じのため、サウナでのぼせたおっちゃんが裸で涼しんでいる姿が橋を歩いている人からは丸見えである。ま、歩いている人同士が知り合いが多いので逆に和気藹々として別に構わないのかも。あと2階露天風呂室は露天風呂の天井がビニールシートで覆われているのがちょっと残念。あれが動けば結構空も見えてさらに気持ちいい感じになるのだが。
ただ、気になるのは暖簾をくぐって入ったとたん、汗臭い匂いが充満していることだ。春先に訪れたときでこれだから夏場は一見の客には耐えられないくらいであろう。脱臭など早期に改善されることを望む。

風呂上がりには三ツ扇サイダーにみかん水にラムネ(各80円)に毎日系牛乳、明治ブリックパックと缶などがあり。

評価:★★★★
コメント:お子さま連れには楽しいかも。ただ階段には気をつけよう。
 あとは匂い対策を早急にしてほしい。高評価にしたいところだがポイントを落とした。


リストに戻る