銭 湯 解 析

学園前温泉 (調査:H17.02.10)







足:近鉄吉野線「下市口」駅下車、駅すぐ東の踏切を越え北へ徒歩8分。消防団の建物の前にある道に入る(左折)するとすぐ。

対面には旧「学園前温泉」の建物が残っている。
営業時間:17時〜21時、日曜休
入場料:200円、小人100円
住所:奈良県吉野郡大淀町大字下渕1077−2
電話:非公表

大淀町に唯一残る共同浴場。
かつてはもう一つ桜ヶ丘温泉があったが閉鎖され「高齢者ふれあい活動センター」内の浴場へと再オープンしている。
建物は浴場というよりは地域の集会場といった感じ。ふと後ろを振り向くと旧・学園前温泉の建物が残っていてビックリした。これもなかなかに歴史を感じる雰囲気に、あぁ、ここも入ってみたかったなぁ。
早速、中に入り番台で料金を払って脱衣場へ。
浴室はそれほど広くはないがメイン(深・浅)浴槽のみのシンプルな構造で逆にのんびりとさせてくれるのがいい。メイン(深)浴槽にはジェット付き。入口横には水鉢があるが、ふたをされていまは桶置き場となっている。また天井は奥にだんだん高くなっている構造で真ん中にちょこんと湯気抜きがある。
洗い場はカランがTOTO社製で、蛇口のコックで湯量や温度調節をしてシャワーコックをひねってシャワーを使うというタイプで、これはと銭湯では珍しい。他所でも導入して欲しいです。

風呂上がりのドリンクは置いていなかった。ここは半公設の施設なので仕方ない。浴場の外、玄関横にはダイドーの、対面にはチェリオの自販機がある。

また、ここは一般の銭湯とは違って住民のために地域で運営している共同浴場であるので、外来である我々はあまり迷惑をかけぬようマナーの徹底に心がけて湯を愉しんで欲しい。
評価:★★★☆☆
コメント:カランが珍しい。
     対面の旧・学園前温泉には入ってみたかった。


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