銭 湯 解 析

うたの湯　（調査：H15.07.13）
足：近鉄大阪線「榛原」駅下車、東吉野・菟田野方面行き奈良交通バスに乗り約２５分、「岩崎橋」バス停下車東へ徒歩約３分、オンジ山児童公園北側。 もしくは近鉄大阪線「桜井」からも奈良交通バスあり、「岩崎」バス停下車北へ徒歩約３分。ただしバスの本数は榛原便の半分。 バス停からは大きなお寺（妙覚寺）を目印に行けばよい。	営業時間：１７時〜２２時、第１・３日曜休 入場料：２００円 住所：奈良県宇陀市菟田野区岩崎５０５−２ （旧：奈良県宇陀郡菟田野町岩崎５０５−２） 電話：０７４５−８４−４１８２ 桜井へ訪れたときにたまたま電話帳で発見した銭湯。 やっと行くことが出来た。 榛原駅からバスに揺られること約２５分、バス停を降りるとそこは山の中の開けた町の姿に驚いた。近鉄沿線の奈良しか知らなかった私にとって、これだけ線路から離れた処に大きな町があるとは。。。私の無知と失礼、菟田野のみなさんごめんなさい。 地図をたよりに「うたの湯」を見つけたが、着いた時刻が４時半でまだオープンしていない。しかし、目の前に公園があったのでジュースを飲みながら待つことに。 そして１７時ちょうど、いきなり町中にすごい音量のサイレンがこだましてビックリした。発信源は「うたの湯」、どうやら町の人々に浴場のオープンを知らせているようだ。さすが田舎町ならではの歓迎の仕方には気に入った。 建物の外観は公共的な建て方で重厚的。ま、加点もなければ減点もない感じ。 入れば脱衣場は普通の感じだがとても広々としていて気持ちいい。新式の赤ちゃん台付ロッカーもある。ふと壁を見ると「生水は飲まないで」の文字が。。。了解しました。 脱衣場と浴室とは離した構造で建てられており、途中に湯気抜きスペースがあり、この造りはなんだか銭湯というよりもサウナ施設のような感じだ。 浴室に入れば、広々とした室内に真ん中にメイン（深）浴槽に引っ付く感じで電気・気泡ジェット・浅めの浴槽が奥に並んでいる。そして両側にカラン（固定式シャワー付）がズラリと並び、Ｍ字型天井そして奥のガラスから上手く明かりを取り入れてすごく明るい感じがとてもいい。また浴槽一つ一つがとても清潔なのもいい。 全体的に公共の温泉施設のような感じがするので、公共浴場なのになんだか温泉に入っているような錯覚を覚える。本当にここにいつも通っている人達は幸せだなぁ。私も毎日入りたいくらい良い浴場だ。 風呂上がりには、場内にはドリンクはないが、玄関先に明治のパックの自販機がある。 また、ここは一般の銭湯とは違って住民のために地域で運営している共同浴場であるので、外来である我々はあまり迷惑をかけぬようマナーの徹底に心がけて湯を愉しんで欲しい。（一般の銭湯でも勿論マナーはきちんと守ろう）
評価：★★★★☆（の上） コメント：広々とした室内に感じがまさに温泉気分。 　　　　　遠くから訪れても入る価値はある。

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