銭 湯 解 析

徳湯 (調査:H17.05.21)


足:近鉄・JR「天理」駅下車、もしくは近鉄・JR「奈良」駅下車、奈良〜天理間を結ぶ奈良交通バスに乗り、「国道櫟本」バス停下車、西へ徒歩3分。
もしくはJR桜井線「櫟本」駅下車、南東へ徒歩約12分。
営業時間:17時30〜21時、日曜休
入浴料:120円
住所:奈良県天理市櫟本町3579−1
電話:非公表

天理市に3カ所ある共同浴場の1軒。
正式には石上共同浴場という。
外観は公民館そのものって感じ、暖簾も掲げられていなかったので危うく見落としがちであった。また、浴場に行くには細い路地をくねくねと歩くので迷わないように気を付けよう。
早速、内に入り、番台で入浴料を支払って脱衣場へ。室内は一般的な感じである。
浴室にはいると、思った以上に室内は広く、天井も高いのでゆったり感がある。浴槽も真ん中にメイン(浅・深)浴槽に奥にジェット風呂と3つあり。また浴槽からは常に湯があふれ出しており、すんごく贅沢。とっても気持ちよく湯を愉しむことが出来た。
そして、仕切壁にはなんとも大きくて立派な天女のタイル画が!これは素晴らしい、一見の価値はある。
洗い場は周囲をカランが並び、固定式シャワーが付いている。
全体的にはお役所的なコンクリート打ちっ放し、って感じであるが、どのお客さんもにこやかに話に夢中であちこちから笑い声が室内にこだまするのを聞くに、私も心地よく湯を愉しむことができた。

風呂上がりのドリンク置いていなかった、半公共の施設なので仕方ない。また周囲には自販機もなく、バス停付近にあるのみである。

また、ここは一般の銭湯とは違って住民のために地域で運営している共同浴場であるので、外来である我々はあまり迷惑をかけぬようマナーの徹底に心がけて湯を愉しんで欲しい。
評価:★★★★
コメント:地域コミュニティの残る浴場。
     天女のタイル画は必見。


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