銭 湯 解 析

福湯 (調査:H16.06.24)






 

足:近鉄橿原線「田原本」駅・近鉄田原本線「西田原本」駅下車、東へ徒歩5分。朝日新聞専売所(ASA)の東横。
営業時間:16時〜22時、月曜休
入場料:350円
住所:奈良県磯城郡田原本町祇園町534
電話:07443−2−2360

旧き街並みの中で頑張っている銭湯。
外観を見るに近年改装されたようで、大阪市内にあるような感じを受ける。暖簾をくぐると目の前に、

  

と、興福寺と奈良のシカが出迎えてくれる。
番台で金を払って脱衣場へ、早速服を脱いで浴室へと向かう。
浴室の広さは一般的であるが、なかなかに工夫している。浴槽は仕切壁沿いに手前からメイン(深)浴槽、電気風呂、バイタル(麦飯石)風呂、サウナ(無料)、水風呂、超音波風呂と多種。メイン浴槽には手すり付きで、超音波風呂には水中に赤外線ライトが点いていた。
カランには独特な形のホースサワーが付いていた、それは湯口の部分が動く仕組みになっており、固定式シャワーとしても使うことの出来るスグレモノなのである。これは珍しく一見の価値は大いにある。ただ難を言えば、ちとばかし重たいのでホースシャワーとして使うのには手が疲れるのと、ホースが短いこと。これをクリアすればヒットするかも。あと、バイタル風呂とサウナの間に一人用の洗い場があるのだが、結構狭いんだけど常に客が入っているのがちょっと気になった。
浴室は結構混んでいてて賑わっていた、五光温泉もそうだったがまだ田原本には銭湯文化が強く残っているようだ、このままずっと文化と共に福湯さんも頑張ってほしいモノである。
湯をめいっぱい愉しんだ後、脱衣場に戻ってふと振り返ると、

  

とのお知らせが掲げられていた。
「明日たきます」いいねぇ。

風呂上がりには、ポカリとオロナミンC(各110円)、ラムネ、スコール、ウーロン茶(各120円)、マミー(60円)の他は牛乳が森永(100円)であった。
評価:★★★★
コメント:ここもたくさんの客で賑わっている。
     「明日たきます」って、いいねぇ。


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