銭 湯 解 析

ふれあい湯 (調査:H18.11.04)







足:近鉄吉野線「葛」駅下車、駅出口すぐ北の踏切を越え真っ直ぐ歩くと肉屋さんがあり、そこの角を右に曲がって徒歩約5分。

ただし、正面玄関は閉まっているので、左側の駐車場脇にある入口から入る。
営業時間:17時〜22時、日曜休
入場料:120円、小人60円
住所:奈良県高市郡高取町大字丹生谷1078
電話:非公表

高取町に唯一ある共同浴場。
いきいきふれあいセンター内に併設されており、17時にオープンとなるがセンター自体は閉館時間となるため、正面玄関から入ることは出来ない。なので、建物左の駐車場側に、

 

と、このように専用の入口があるので、そこから入ることが出来る。でも普通の家の感じな玄関に入ってよいものやらちょっと不安でもある。
お邪魔します、と言いつつ中へ、すると入るとすぐ右側に窓口があり「券売機で買ってな」と。後ろを振り返ると券売機が置いてあったので、入浴券を買い、それを係員さんに渡して奥へ。
通路を真っ直ぐに歩くと左側に暖簾がかけてあり、その奥に脱衣場がある、室内は狭く、4〜5人も入ればいっぱいになりそう、でもここのロッカーは横幅があり、大容量なのが嬉しい。
早速、服を脱ぎ浴室へ。
浴室もそう広くなく浴槽が1つのみ、パッと見は民宿の大浴場って感じ。カランも両脇に3つずつの6箇所しかなく満員になると身動きしづらいかも。しかし浴槽はそれなりに広く設計されているので、足を伸ばしてゆったりと湯を愉しむことが出来るのは嬉しい配慮である。
湯も井戸水か簡易水道なのか、ほとんど薬臭さも無く、いいお湯であった。これは毎日でも愉しめるいいお風呂であると思う。
そしてカランは先述の通り両脇に3つずつの6箇所で、温度調節可能でホースシャワー付き。
風呂から上がると、センターの正面玄関にあるホールでみなさんが湯上がりを楽しみつつ談笑されていた。聞けば、ここは3〜4年前に建て替えられたそうで、昔は広くて立派なお風呂だったんだよ、とおっしゃっていた。
でも、今でもこうして地域の中心として風呂が存在していると言うことは嬉しい限りである。

風呂上がりのドリンクは置いていなかった。ここは半公設の施設なので仕方ない。

また、ここは一般の銭湯とは違って住民のために地域で運営している共同浴場であるので、外来である我々はあまり迷惑をかけぬようマナーの徹底に心がけて湯を愉しんで欲しい。
評価:★★★★
コメント:狭いがシンプルでゆったりできる。
     湯の質はとてもいいと思う。


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