銭 湯 解 析

高砂湯 (調査:H14.03.23)







足:近鉄大阪線「大和高田」駅下車、南へ約5分JRガードを越えてすぐ。もしくはJR和歌山線「高田」駅下車、北西へ徒歩約3分
営業時間:16時40〜23時、
 4と9のつく日が休み
入場料:320円(表示は350円だが)
住所:奈良県大和高田市高砂町4−36
電話:0745−52−6751

ここもなかなか歴史を感じさせてくれる銭湯である。近鉄高田駅から歩いてくると、ここの看板があり、最初は新しいとこかな?と思ったが、前へ来てここの古さに驚いた。さらに、入ってすぐに風車格子の天井そして土壁と木のぬくもりを大いに感動させられたのである。
浴室も床は石畳で壁はタイル張り、しかも鏡の位置には飾りタイル。古い銭湯好きにはたまらない風情を今に残している。浴槽も深・浅の2種で浅い浴槽にはジェットがあり、これまたタイプが古く壁に菊門のような噴出口(表現が悪くてスマソ)から勢いよく水流が出ていて気持ちいいが、ちょうど水流の下に吸水口があってうっかりその上に尻を乗せるとかなり痛い。このトラップには気をつけて。
浴槽の縁には広めの添え石があってのんびりと湯を愉しむことができるのも嬉しい。
脱衣場もロッカーは数字の浮彫入りの古いタイプ、しかも、

 

のような昔懐かしい赤ちゃん台付ロッカーもかなり歴史を感じさせてくれる。
主に聴けば、もう築70年以上だとか。このすばらしい建築、末永く現役にて保存してもらいたいモノである。

風呂上がりには、森永の牛乳(コーヒ・フルーツ各90円)と三ツ矢サイダーにバヤリースの缶(90円)、オロナミンC(100円)がある。
評価:★★★★★
コメント:後世に残してほしいすばらしい銭湯である。
 やはり奈良はこういった歴史と風情を残したところが多くて嬉しい。


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