銭 湯 解 析

大門湯 (調査:H17.01.30)







足:近鉄橿原線「郡山」駅下車、南東へ徒歩約5分、もしくはJR関西本線「郡山」駅下車、南西へ徒歩約10分。柳町商店街南端。近くに八幡神社というとても古い神社もあるので散策がてらさがすのも良い。
営業時間:15時30〜23時30、月曜休
入場料:350円
住所:奈良県大和郡山市柳町5−1
電話:0743−52−2830

奈良でもトップクラスの銭湯。
「おおもんゆ」と呼ぶらしい。(最近まで「だいもんゆ」とばっかり思ってました・・・)

この外観からも見ての通り、一見旅館風の建築なので、実は私も行ったとき見落としてしまい、まさかこんな銭湯があるなんて。。。と驚いてしまったくらいに立派である。ここは昔、遊郭があった地域にも近く、こうした造りにされているのだろう。
また入ってみるとフロントもロビーも銭湯というより旅館的で、なんだか350円でいいんですか?と逆に申し訳なく感じてしまった(笑)。
フロントでお金を払って廊下を通って脱衣場へ向かうのはまるっきり旅館的、脱衣場には女湯へ通じるスペースがあるがカーテンで閉ざされていた。けどこっそり開けて覗こうなんて邪なことはしてはいけませんです。
浴室に入ると、広い室内にメイン(深・浅)浴槽、座(超音波)風呂、電気風呂、麦飯石風呂が並んでおり、どの浴槽も一つ一つが御影石の立派な造りで従来の銭湯様式を残しているのは素晴らしい、またスチームサウナもある。なかなか井伊風呂じゃないか、と湯を愉しんでいたら、奥に立派な庭園もあるなぁ、と思ったらどうも露天風呂のようだ、なので早速向かってみると、

 
 
(主に断って撮影しました)

なんという立派な露天風呂じゃないですか!
広くて立派な庭園の真ん中にこれまた大きな浴槽、そしえ木造の東屋に覆われ、湯に浸かりながら見上げる煙突の素晴らしいこと。。。最高です。
久々に高レベルの銭湯に出会った、これで350円とはお得である。是非みなさんも行ってみて下さい、絶対に銭湯のイメージが変わります、って。
ただ唯一難があると言えば、ロビーから男湯の露天風呂が丸見えなこと、ま、男だから別に見られて減るもんじゃないからいいんだけど、抵抗感もわく人もいるはずなので少しは改善されても良いかも知れない。
洗い場のカランは一部ホースシャワー付きであるがその他は固定式シャワーであった。

風呂上がりのドリンクであるが、長湯しすぎて時間が無くなってしまい、慌てて飛び出たので飲む余裕が無くて調査できませんでした。今度は必ず調べてきます(陳謝)。
評価:★★★★★
コメント:奈良でもトップクラスの名銭湯。
     露天風呂、行く価値は大いにある。


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