銭 湯 解 析

豆山の郷 (調査:H18.04.30)







足:近鉄田原本線「池部」駅下車、南へ歩き町役場を越えて約5分で、




道沿いにこのような案内看板があるので池の脇の坂の道を上がって更に歩いて3分ほどで到着。

ここを起点として町内巡回バスもあるが、本数が少ないのと駅をそれほど重要視していないルートなので町外の者はあまり使えない。
入浴時間:10時〜18時、月曜休
 (男女浴室週替)
入浴料:町内居住者300円、町外500円
住所:奈良県北葛城郡河合町大字山坊24−3
電話:0745−58−2733
URL:http://www.town.kawai.nara.jp/
mameyama/index.html

町営の健康福祉施設。
正式名称は河合町総合福祉会館という。
駅から近いというので歩いてみれば、門までは近いが底から坂を上ってしばらく歩くのでちょっときつい。
けど、のビリ斬った先にある立派で綺麗な建物に、見下ろす奈良盆地の望景がなかなかにいいので、その疲れも一気に吹っ飛んででしまう。
入口をくぐり、浴場へ向かう。入口は2階にあり、入って左の階段を上って3階へ。すぐにフロントがあるので横にある券売機で入浴券を買って係員に券を渡すとロッカーの鍵を渡してくれる。ちなみに下足箱とロッカーの鍵は同じである。
脱衣場の手前には広い目の休憩処があり、ソファの他に畳敷のスペースもあり、お年寄りには嬉しい配慮である。
脱衣場へ向かう途中、

 

このように暖簾が掲げられている。ちなみに左が「こもれびの湯」で右が「せせらぎの湯」で、本日は左が男湯で右が女湯、週ごとに男女浴室は入れ替わりになるそうである。
脱衣場は旅館の浴場風で落ち着いた感じである。
早速服を脱ぎ、浴室に向かおうとすると、少し廊下を歩いた先に自動ドアが開いたのでちょっと驚いた。これは贅沢です。
浴室は半円形で屋根の感じから察するに葉っぱをイメージしたようである。室内は広く、ガラスも多用されているので明るく開放感があるが、黒い色の石を室内に多用するなど全体的に落ち着いた雰囲気の中に陽光がなかなかにいい感じを醸し出している。
浴槽はメイン浴槽にズラリと並んだジェット・ジャグジー風呂、そして丸いトルマリン浴槽がある。
メイン浴槽は意外と広くてゆったりと湯を愉しむことが出来る。トルマリン風呂は湯温はぬるい目だが、ちょっと深くてせっかく全体的にバリアフリー的に造られている中でちょっと危ない感じもするのが少し残念である。あと、ガラスが多い割には浴室からの眺望は全然良くないのも残念。でも感じのいい風呂ではある。
洗い場は浴槽と反対側にカランが並び、ホースシャワー付きであった。
また本日は男湯が「こもれびの湯」であったが、もう一つの「せせらぎの湯」には露天風呂などいろいろと充実した設備があるという。次回調査に期待。

風呂上がりには、休憩スペースに大塚関係の自販機が置かれているほか、2階入口横には喫茶店もあるので、そこでのんびりと湯上がりを楽しむのもいいだろう。
評価:★★★★
コメント:落ち着いた雰囲気のいい風呂。
     サービスも泉質も良く、いい湯であった。


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