銭 湯 解 析

蘇武湯 (調査:H17.11.06)







足:近鉄大阪線「大和八木」駅より南南西へ徒歩約10分、もしくは近鉄橿原線「八木西口」駅下車より南へ徒歩約5分。蘇武橋すぐ西の道を南下してすぐ。
JR桜井線「畝傍」駅下車、西へ徒歩約10分。

営業時間:17時〜22時30、木曜休
入場料:350円
住所:奈良県橿原市今井町1−4−12
電話:0744−22−5084

旧い町中にある銭湯。
ここのある界隈は「今井町」と呼ばれ、戦国時代から続く寺内町で、現在は町内が重要伝統的建物群保存地区として多くの観光客が訪れている。
その町の入口である蘇武橋の近くに蘇武湯さんがある。
しかし、残念なことに折角の観光地の中にありながら外壁のモルタルは劣化してボロくなり、暖簾がなければ何の店なのかさっぱりわからないような外観はちょっと寂しい。
近年の利用客減少に伴う経費圧縮のためか、これもまた致し方ないのか。。。観光客にもふらっとっちよれる様な、そんな一工夫は欲しい気がする。
それはさておき、暖簾をくぐり番台で料金を支払って脱衣場へ。室内は一般的な銭湯の雰囲気で、真ん中にベンチが置かれている。
早速、服を脱いで浴室へ。浴室は外観とはうって変わってすごく明るい感じがして綺麗である。入口正面に水はちがあり、部屋の真ん中にメイン(深)浴槽と奥にジェット・気泡。電気風呂とT字状に浴槽が配置されている。また電気呂には麦飯石風呂としてトロチョロと脇から湯が流れ出ているのは少々謎ではある。
天井はドーム式で一般的な銭湯の感じ、また部屋奥の壁には渓流風のタイル画が描かれてる。
カランは部屋の両脇に配置され、固定式シャワー付であった。
浴室は明るく綺麗で湯も存分に愉しむことが出来たが、折角の観光名所の中にある銭湯なのだから、来られたときには是非こちらにも!という意気込みも欲しい気がする。もったいないが仕方ないのかも。

風呂上がりには、子の付近の銭湯にしてはドリンクが充実しており、明治の牛乳(コーヒ・フルーツも)にクリームソーダ、ラムネ、クロレラ乳酸菌と数多い。
これも一つの昔なつかし系で観光客を呼べそうな気もするがなぁ。
評価:★★★☆☆
コメント:明るく綺麗な銭湯。
    しかし有名観光地の割には外観が。。。もったいない気がする。


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