銭 湯 解 析
ほのぼの温泉 (調査:H15.07.02) | |
足:近鉄大阪線「五位堂」駅下車、南へ徒歩約8分。 駐車場有り。(但しJR線路を越えたところにありちょっと離れている) |
営業時間:17時〜22時30、月曜休 (日曜16時30〜22時30) 入浴料:330円 住所:奈良県香芝市五位堂6−204−3 電話:0745−77−7060 昔の雰囲気を上手く残した銭湯である。 旧い街並みの中に位置して外観もそれなりに旧い感じを漂わせているが、入ろうとすると自動ドアが開いてこの意外性に驚いた。入れば靴脱ぎ場の雰囲気が妙に味があっていい。 そして大きな番台にも驚かされた。かなり立派だ。 脱衣場自体は最近の改装で普通な感じ。 浴室は結構広々としているがメインの浴槽(深・浅)があるのみのシンプルな造り、浅い浴槽はジェット付。全体的に昔の雰囲気を残しつつ上手い改装がいいので、味わいつつのんびりと湯を愉しむことができる。 カランは前に押すと湯や水が出るタイプ、旧式だが奈良には多いタイプで今でも現役なのが嬉しい。固定式シャワーが付いている。 しかし、ここの特徴はなんといってもカランの下にボルトが2本ずつ埋め込まれていることだ。これによって桶が湯を入れるときの勢いで動くことを防いでいるのが、主人の心配りを感じることが出来て嬉しい。他の銭湯にも是非この桶留めボルトは導入して欲しい。 また、ここの主人は地域の壁新聞(「さわやか月報」)をまとめて自費出版された『きまぐれ歳時記』という本が国立国会図書館に治められているという新聞記事の切り抜きが貼られていた。またみかけたら読んでみようと思う。 風呂上がりには、オロナミンCとファイブミニの他は明治の牛乳(コーヒー・フルーツ)もあり。 |
評価:★★★★☆ コメント:桶留めボルトはグッドアイデア。 古さをよく残した銭湯である。 |