銭 湯 解 析

葛城高原ロッジ 山の湯 (調査:H16.08.16)







足:近鉄御所線「御所」駅下車、奈良交通バスを乗り継いで葛城山ロープウェイに乗り「葛城山上」駅下車、徒歩15分。


 
 浴室入口
営業時間:11時〜16時(外来客専用時間)
(宿泊客は24時間入浴可能)
入浴料:大人400円、小人200円
住所:奈良県御所市櫛羅2569
TEL:0745−62−5083
FAX:0745−62−5183
URL:http://www.katsuragikogen.co.jp/


葛城山頂に浮かぶ風呂。
ロープウェイを乗るも良し、下から歩いて山頂を目指すのも良し、山頂の絶景は本当に素晴らしい。特に秋のススキが一面に穂をたれる季節が最高である。(いやPL花火を眼下に眺めるというのも最高かな?)
とまぁ、やっとのこさたどり着いた葛城高原ロッジであるが、ここは国民宿舎として宿泊もでき、日帰りで食事や入浴も安価で可能、というなかなかにいい処である。個人的にはここの鴨鍋が好きである。
入ってフロントで入浴したい旨を伝え、貴重品を預けて下階にある大浴場へ。
大浴場はもうまるっきり旅館の浴場って感じで、暖簾をくぐるとカゴ台のみのロッカーに扇風機がくるくる。開けた窓から自然の涼風が流れてきて最高に気持ちいい。ここって奈良と大阪の境なんだよね、下界の熱さを忘れさせてくれる。
浴室にはいると、真ん中奥に丸い大きな浴槽が一つあるだけのシンプルな構造、しかし浴槽はそこそこに大きいのでゆったりと湯を愉しむことが出来る、また麦飯石風呂でもある。浴槽奥にはライオンの口から湯が出ていた。壁には葛城山で咲く季節の華をあしらったタイル画があり、和ませてくれる。カランには温度調節付きでホースシャワー、石鹸とシャンプーも用意されており、山歩きの後には大変ありがたい。
ただ、残念なのは窓からの景色は全く良くなく、浴室自体も一階にあるので覗かれるんとちゃうか?と女性なら思ってしまうかも知れないところだ、なので窓の外にはよしずが立てられて配慮はされているし別に人がうろうろしてるような所ではないから大丈夫だとは思うが。
風呂から上がって、脱衣場に張ってあった宣伝がちょっと気になった、それは、

  

麦飯石の弟の「麦花石」?
初めて聞いた、かなり気にはなったのだが、2500円はちょっと手が出せなかった。今度行くときには勇気を出して試してみようかな?

しかし風呂上がり後の脱衣場にそよそよと流れる自然の涼は最高である、個人的にはふらっと訪れてのんびり出来るのはいいけど、もっとみんなに葛城山に来てこの風呂に入って欲しい、と感じる。
評価:★★★★
コメント:自然の涼とあったかい風呂、最高。
     これで眺望が良ければ最高だったのに。
     訪れる価値は大いにある。


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