銭 湯 解 析
大黒湯 (調査:H17.03.19) | |
足:JR和歌山線「五条」駅下車、南徒歩約2分、商栄会商店街東端。 道に標識もあるのでわかりやすい。 |
営業時間:16時〜19時30ごろ、 3・9・15・21・27・31日休 入浴料:330円、毛染50円 住所:奈良県五條市須恵3−2−20 電話:07472−2−2932 旧き良き銭湯密集地・五條の内の一つ。 ここは駅前銭湯というくらいに駅から近く、線路からもこのように、 煉瓦造りの立派な煙突が拝めるくらいで。 駅を出てわくわくしながら向かいますと、いきなりの永き年月を滲ませ佇まいに感動、玄関上部には、 と立派な木の表札が出迎えてくれている。 暖簾をくぐり、番台で入浴料を支払って脱衣場へ。 室内はロッカーなど少々改装されてはいるが、立派な格天井など今も健在である。壁にはずらーっとサイン色紙が並んでおり、その中に「はるき悦己」氏のもあった。さすが関西、じゃりん子の風情はここでも健在である。 また置かれている椅子がディレクターズチェアだったのは珍しいが、一人で湯上がりをのんびりするにはいいかも知れない。 浴室はそう広くはないが、壁の上部を縁に沿って中華文様のタイルが貼られていた。浴槽はメイン(深・浅)浴槽と奥に超浅い目の浴槽の3つがある。でもここの特徴としては、浴槽が槙と檜で作られていることである。木の浴槽は銭湯ではほとんどお目にかかること無いのでビックリした。こういったのもいいかも知れない。また湯温は少し高い目で熱く感じた。 また超浅い目の浴槽の奥には大黒様の像が置かれており、持っている小槌から湯が湧き出ていた。 洗い場は周囲をカランが並び、固定式シャワー付き。 ただ、こちらは営業時間が短くて、19時半には閉めてしまうので要注意である。 風呂上がりのドリンクは残念ながら置いていなかった。 |
評価:★★★★☆ コメント:こちらも、旧き良き銭湯。 木造の浴槽は珍しい。でも営業時間が短いので注意。 |