怪しきモノたち


怪しきモノたち・その479 疲れさす駅






一仕事を終え、お客さんに近くの駅まで送ってもらったワシではあったが、駅に入ろうとした途端、急に疲れがドーッと噴き出してきて体が重たくなってしまった。

別にしんどい仕事という訳ではなかったのだが、ここまで一瞬にふらふらにさせたしまったモノというのは。。。


なんで目の前のホームに行くのに

 

こんなにも階段の試練があるの?


そう、目の前すぐそこにホームがあるというのに、辿り着くためには一旦階段を下りて改札をくぐり、ふたたび階段を上らなければならないのだ。。。いま、ここに立っている入口と水平で同じ高さにホームがある、にもかかわらずだ。

ラッシュ時などすぐ横の踏切は開かずの状態でみんなに不便を強いられているので、駅も立体的な構造になってしまったのはよく理解できるが、ここまであからさまにホームが見渡せるように作らなくてもいいと思うのですが。。。妙なオープンさが逆にはぁ〜、と溜息をつかせてしまうこともあるのだ。

最近は開かずの踏切や駆け込み事故などの対策のためにこういった地下駅や橋上駅など立体的な駅が増えてきているのはとてもいいことだと思うが、もう少しビジュアル的に利用者を疲れさせない努力、そしてお年寄りや体の不自由な方々への対策はさらに万全にしてほしい、と強く願うワシであった。

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