怪しきモノたち


怪しきモノたち・その477 豪華定食






先日、西成は岸里界隈を歩いていたところ、とある中華料理店があり、店前にメニューが書かれた看板があったのでどれどれと眺めていたところ、


豪華定食1200


なに、豪華定食???

どんだけ豪華な定食なのだろう?
しかもこの地域ではダントツの1200円は、ものすごい豪華でない限り勝負できる代物ではないだろう。。。だってハイテクを誇る「スー●」のお膝元ですもん。

しかし、ちょうど別の店へ行く予定であったので涙を飲みつつ諦めたのであるが昨日、急にこの豪華定食が食べたくなって家を飛び出して逝ってきました。

見た目、駅前にはどこにでもあるようなカウンター席中心の大衆中華のお店なのではあるが、日曜日のお昼にもかかわらず狭い店内はお客さんでいっぱいなのである!
これは意外で、こういう状況を察するにきっと美味しいに違いないと確信し、ウキウキしながら席に着く。

カウンターを見上げれば、ラーメン400円、ヤキメシ500円とリーズナブルな価格の一品に混じって「豪華定食」の文字がひときわ目立つ。


 


すぐに店員さんが近づいてきて注文を尋ねてきたのではあるが、みんながラーメンや一品モノを食べているランチタイムにどうかな・・・とちょっと気が引けて弱気に「豪華定食を」と注文したワシの気持ちを知らずか、

豪華、一丁!

と大声で注文を通す店員。

その声を聞き、どのも箸の動きを止めてチラとワシの方に目を。。。ごっつ緊張しますがな。

しばらくして目の前に運ばれてきた豪華定食。。。まさしく「豪華」という名にふさわしく、


 

 酢豚
 イカの唐揚げ(3個)
 焼豚(1枚)
 八宝菜
 エビ玉
 ピーマンとタマネギと豚肉の炒め物
 刻みキャベツ



が横幅30センチ以上はあろうかという大皿にあふれんばかりに盛りつけられ、それに白飯とスープが付いておりかなりのボリューム感。。。これを目にしたワシは一気に興奮してしまい、周囲から注がれ続ける視線など気にもせず一心不乱に豪華定食を貪り始めたのであった!

どの料理も各個独立した味付けで調理されているので一つ一つがどれも美味しくいただける。。。これだけのボリュームに白飯一杯とは逆に心細く感じるほどで(笑)。

いやぁ、豪華定食には参りました。
席が埋まるほどに人気がある店だということはよくわかるほどに美味しいお店であった。。。近所にあったら毎日のように通い詰めてしまいそうだ。


 


豪華定食ならずとも、このお店の料理はふらっと食べに行く価値は大である。

まじでオススメ。


ちなみに、お店のデータです。

★ 蓬莱飯店
 大阪市西成区千本中1−2−7AMステーションビル1階
(地下鉄四つ橋線「岸里」駅下車南西角すぐ)
 電話:06−6658−0438

 →次へ進む
 ←前に戻る
 怪しきモノたち・401〜500へ
 
怪しきモノたち・トップページに戻る