怪しきモノたち


怪しきモノたち・その418 駄菓子in台湾






今回も、池さん・まさみちさん・ブルガダさんの素晴らしき台湾オミヤゲを紹介します。(いつもありがとうございます、みなさん。)

池さん・まさみちさん・ブルガダさんのお三方は、新たな故郷を求めて台湾へ帰省され、怪しきオミヤゲの数々をたくさんゲットされてきました。

で、今回ご紹介するモノはこちら
。。。台湾の駄菓子たちであります、日本でも駄菓子は怪しげなモノが多く、食べると舌が真っ青や真っ赤に染まろうとも、小さい頃の我々は美味しく悦んで食べていたモノである。

やはり台湾でも同じ様に駄菓子があるのだが、これもまぁ素晴らしきモノぞろいでして、まずは左の写真のこちら、


辣魚干


という魚を加工した駄菓子で、日本でも「よっちゃんいか」や「蒲焼きスナック」でもよく似たのがある。。。でもこれは真っ赤に染めあげられ、ゴマをまぶして美味しそうにも見えるが、果たしてこれは魚を加工したモノなの?と怪しい雰囲気を醸しまくっている。

原材料表示は、

原料:鮮魚、澱粉、塩、糖、
   天然調味料、食用色素


と書かれているが、見えているはずの「胡麻」がどこにも書いていないのと、「天然調味料」というのが一体どんなモノなのか。。。何やら怪しげな赤い液体に漬け込まれたこの元・鮮魚、本当に怪しい。

。。。気を取り直して、続いてご紹介するのは、


 

麺茶粉


という粉の駄菓子。。。日本でもある「粉ジュース」みたいなモノなのか?と原材料を見てみると、

主要原料:糖、澱粉

なんというシンプルな駄菓子!
砂糖とでんぷんだけで造った菓子とは。。。これはさっきの辣魚干よりは安全だろう、ということで食べてみることに。

開けると、思いっきり粉の香りに、ちょっと咳き込む。。。しかし、ここで負けてはなるモノか、とちょいとつまんで口に入れてみると、なんか知っている味だ。
そう、小さい頃、熱を出した時に飲まされた「トンプク」の味なのだ。。。このシンプルに甘く粉っぽさが、昔の記憶を呼び覚まそうとは(笑)。

でも、なんで「茶」という文字が?
溶かしてもきっと『おもゆ』みたいなもんにしかならんような。。。やはり怪しい。

そして、最後に登場はこちら、


 

芒果乾


ほほぉ、さすが南国の台湾、駄菓子にもマンゴーとは風雅な、と思いたいのだが、この見た目の色、本当にマンゴーか?

なんというか毒々しい赤黒さに、いったいどう乾燥させたらこんな色になるのだ?とものすごく疑問が湧く。

原材料も、

主要成分:芒果、糖、塩、甘草粉、
     人工香味料、食用色素


とある。。。甘草粉を使って健康さをアピールしているようだが、このケミカル色には全く効果が無いように見える。

どう転んでも、私の知っているドライマンゴーとは全く異質の「芒果乾」、さすがのワシもちょっと食べるのをためらってしまう。

台湾。。。この隠れた「怪しき」ぶりに大いに感動したワシであった。やるな!

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