怪しきモノたち


怪しきモノたち・その394 ほんまや






今年の夏、大阪市水道局よりこんな商品が発売された。


なにわ育ちのおいしい水

ほんまや


ほほぉ、大阪市も天然水を。。。いやちょっと待てよ、水の都と言われても、古来より商業&工業活動に励んでいる大阪のどこに天然水が?

と、パンフに目を通すと、

> “ほんまや”は、ほんまに安全でおいしい水。
> オゾンと活性炭による高度浄水処理で、
> クセがなく、すっきりまろやかな口あたりに
> 仕上がりました。
> ひと口飲めば“ほんまや”とおいしさを実感
> していただけます。


って、ほんま?

国内でも「淀ウォーター」と言えば、最も汚染された水の一つとして全国的に認知されているこの水を、あえてボトルして販売するとは!

しかもなんでパッケージが
ピンクやねん!

これは欲しい。。。でも注文しようにもケース(24本)単位で購入せねばならず、狭い我が部屋にはこれを置くスペースもないので困った困った。
大々的に宣伝する割にはこういった大業さが、なんともお役所的ではある。

と、がっくりきていたところ、てつのすけくんより地下鉄の駅売店でも販売を開始したというので、早速購入して飲んでみる。


 


お、カルキ臭くもなく、普通に美味しい!

「なにわの水」という先入観が無ければ、ふつうに美味しい水である。。。てか、子どもの頃はワシを含めみんな蛇口からカルキ臭い水をがぶがぶ飲んでいたもんなんだけど(苦笑)。

最近は市役所地下や市大病院地下のファミリーマートでも販売を開始して少しは認知度も上がってはいるが、まだまだである。

もうちょっと販路拡大にがんばって欲しいぞ。

悪名挽回のチャンスだ!>我が街・大阪市さん

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