怪しきモノたち


怪しきモノたち・その234 オヤジ哀愁、その2







前回の哀愁あふれる企業戦士の姿に触発された私は、昔に撮影したこいつを出してみたくなった。

これは2年ほど前に泉北高速鉄道に乗った時のこと、私はたまたま一番前に車両に乗りこんだのはあるが、ふと前方を見ると、


 オヤジ、
 楽しそう。。。


3人掛けの座席を独り占めして、前面の眺望を独り占めしている姿はまるで運転士気分。

しかも脚を伸ばし、靴まで脱いでのリラックスぶりに誰も注意をすることもなく、そっと見守っているのみ。。。私もこの企業戦士の束の間の休息は決して邪魔してはならぬと、そっとシャッターを切った後、静かに中百舌鳥駅で降りたのであった。

そう、いつまでも男は少年のままなのだ。

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