2002,11,24作成
旧国鉄最後のAB線
土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線
2002年7月1日、JR土讃線後免駅から安芸を通り奈半利駅までの 42.7qの鉄道が開通しました。国鉄時代国鉄再建法で建設が中止になっていた 路線(阿佐西線)を土佐くろしお鉄道が引き継ぐことになり、工事は再開されました。 本来の予定では奈半利より先室戸方面に伸び牟岐線と繋がるはずでしたが、その 計画は実現されることはないと思います。 第三セクター鉄道として工事を引き継いだ路線が開業するなかで、ごめん・なはり 線は一番最後の開業となりました。もう日本国内では、いわゆるローカル線を建設し 開業させることはありません。もし昭和55年の国鉄再建法が数年遅れていたら、 国鉄時代に新たに開業出来たところがあったかもしれません。例えば福岡県の 柚須原線や北海道の美幸線は開業できたのではないかと思います。経営的には うまくいくとは思えませんが、乗ってみたかった気がします。 各地で工事がストップしたなかで、ごめん・なはり線(阿佐西線)は非常に幸運 といえます。この先経営がどうなるかはまだ未定ですが、見守っていきたいと思って います。 2002年9月上旬、ごめん・なはり線に乗ってきました。 注意 ここでは後免駅から奈半利駅まで順々になっていますが、訪れた時間は 実際には順不同となっておりますので、ご了承下さい。 |