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ラスト・ハウス・オン・デッド・エンド・ストリート
LAST HOUSE ON DEAD END STREET

米 1973年 78分
監督 ビクター・ヤノス(ロジャー・マイケル・ワトキンス)


 とにかく、人を不快にさせるために作られた映画である。タイトルの類似性から『鮮血の美学』の便乗映画と思われるが、あれ以上に殺伐とした不愉快な映画である。あまりのことにカルトとなっているが、断言しよう。これだけは見ないほうがよい。私は見た後、猛烈に後悔した。ピクニックに行って腐乱死体を発見してしまったかのような、そんな強烈なトラウマを植えつけられたからだ。
 殺人映画の研究書『キリング・フォー・カルチャー』もこのように記している。

「可能な限り残酷過激で、しかも法に触れない映画を作ってくれと言われたとして、本作を超える作品が作れるだろうか?」

 私もそう思う。本作ほど「スナッフ・ムービー=現実の殺人を撮らえたフィルム」のテイストに近い映画は、私は見たことがない。


備考

本作は2003年にアメリカでDVD化されたが、私は二度と観る気がしないので、それは購入せずにいる。


関連作品

鮮血の美学(LAST HOUSE ON THE LEFT)


 

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