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 ホウロクヤキ(御蔵島名物)
 かつて御蔵島は、その豊かな森にある桑の木を利用して養蚕が盛んだった時代がありました。養蚕の技術を現在の群馬県から学んだのですが、そのとき養蚕の技術と一緒に入ってきたのが群馬県のお菓子、ホウロクヤキでした。
 御蔵島の豊かな森が、島の人とホウロクヤキを出会わせたのです。現在では御蔵島の名物の一つになっています。その生地は弾力があってしっかり締まっていて、芳ばしい香りはお茶にもとても合います。現在は美美庵(みんみんあん)というお菓子のお店でのみ作られています。日持ちが良いのでお土産にも最適です。
 

御蔵島の名物ホウロクヤキ。小説「海暗」でも登場して、子供たちが欲しがったあのお菓子です。(写真右)

美美庵(みんみんあん)
 御蔵島の伝統的なお菓子、ホウロクヤキを作っています。
 場所は、港から上がってくる坂の途中にガソリンスタンドがありますが、そのすぐ先にあります。(港から坂を上がってくると交番よりもずっと手前です)宿バックパッカーズ・ティピや宿まるいからも近いです。(参考:里マップ

 美美庵ではホウロクヤキの他にアシタバ入りのクッキーも作っています。御蔵島のアシタバは苦味が殆どないのでクッキーに入れるととてもおいしいのです。(写真はエビネの花の形やイルカの形をしたアシタバ・クッキーを作っているところです) クッキーもホウロクヤキも島のお母さんの手作りです。

イルカとエビネの花のデザインのアシタバ・クッキー
 
海・山満喫(^o^)丿さんからの情報(掲示板より) 投稿日:2004/07/18(Sun) 22:21
みんみん庵のお菓子は、農協や西川商店には在庫があるのですが直接お店で購入されるのなら予約をしておいた方が良いと思います。初めての島でしたが子供も大人もとても親切で好きになりました。またいつか行ける日を夢見て明日から頑張ります!!情報ありがとうございました!