10倍君でデジスコ   その5  −手持ち撮影 ブレ検証−
        


 手持ち撮影でのブレを検証してみました

 実感としては一脚使用の方が断然撮りやすいのですが、 実際はどうなのだろうと思い、撮影条件をそろえて以下の検証をしてみました。

以下3パターンを比較

  ・完全手持ち
  ・ミニ一脚使用
  ・ミニ一脚使用+5fpsの連写

各15枚(連写は5連写を3ショット)ずつ撮影し、手ブレがどうなるか検証してみました。
計47枚(連写時に5枚で止められなかったので、2枚多い)を、 ブレの程度によって全画像順位付けしたのち、

  LV1:一番よかったものから9枚
  LV2:次の9枚
  LV3:次の9枚
  LV4:次の10枚
  LV5:次の10枚

といった感じでグループ分けして、各パターンの分布を見てみました。
また、一番ブレの少ない画像を1点、一番ブレているのを47点と点数づけして、 各パターンの平均点数を出してみました。

 ※撮影条件

  機材 :E-100RS+KOWA TSN-664ED+ACクローズアップレンズNO5*2
      (35mm換算約1600mm相当)
  露出 :Sモード(1/60で固定、f:AEまかせ)
  ピント:事前にピント合わせをした後、MFで固定


結果一覧

  LV1
倍率考えればこの程度なら合格
LV2
レタッチで救えそうなので残す
LV3
ほぼ箱行き。でも物によっては残す
LV4
画像見て即ゴミ箱行き
LV5
サムネイルだけ見て即ゴミ箱行き
平均点数
サンプル   (クリックで、640*480にトリミングして50%縮小した画像)    
完全手持ち 15 25.5
一脚 15 21.6
一脚+連写 17 24.8
10 10 47枚  − 
   ※画像サンプルは、各グループ内での一番良い画像からトリミングしました。

検証

(前のページを作った時についでにタイトルを書いてしまいましたが、 やってみたら評価するのがとても面倒くさいです。)

と、ここまで書いて放置されておりました。

ファイルのタイムスタンプを見ると 2003年10月。約3年。作りかけのまま、随分と長い間放置されたものです。 各Lv毎のサンプル画像を作るところでめんどくさくなって、作業がストップ状態になった ものと思われます。

今更サンプル画像を作るのもなんですし、さりとてこのページそのものをボツにするのも勿体なく (各画像のブレ評価には、当時膨大な時間を費やした記憶が。。。)、 この後書き(?)の追記のみで公開することにしておきます。

改めて結果一覧を見てみると、単純に 「レタッチ含めて残せるのが、手持ちは5枚/一脚は7枚」 という評価で良いような。 同じLvにした画像にも差があるので、それを数値化したかったんでしょうなぁ→当時の私。

ちなみに、連写付きが結果悪いように見えていますが、 これは連写の性格を無視して同じカット数で比較している為で、 5連写3ショットではなく、5連写15ショットで 5連写の中でのベストの1カット*15枚で比較すれば、 ぶっちぎりで連写付きに軍配が上がるはずです。
                 −−− 2006.08.31 病院のベッドにて −−−

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