〜12月18日(金):3日目〜 |
<3日目・2ページ目>
●東急東横店 東館〜南館〜西館
まず、東館から屋上の探索開始。
しかし、ここは「街」の匂いのカケラすら感じられない。どうやらハズレのようだ。
次に南館に移動。屋上に着いた瞬間、ここもハズレかと思いきや、左手方向に「NICOSS」の看板を発見!
落ち着いて観察してみると、置いてあるテーブルや椅子は若干違うが、ここは紛れもなく「正志1日目・AM10:20・日曜日と商談中」のシーンで使われた場所だ!
おおおおおお!ゲーム上とも場所名が一致しているとは!!
ここでなら「街ごっこ」ができる(2番煎じだけど)のでは!
と思いきや、ロケ位置だと思われる所には、植木のブロックと鎖の柵で仕切られていて、入れないようになっている。
もしかして、「街ごっこ」をするのなら、椅子とテーブルをここに運び込んでしろと・・・・・?
しかし、そんな危険&変な視線を浴びる勇気もなく、泣く泣く普通に椅子に座って小休憩と記念撮影をしたのだった。
もちろん「NICOSS」の看板は背景に入れてネ。
そして最後に西館の屋上。
ここの屋上はタミヤ模型ショップと直結しており、屋外には「ラジコンサーキット」があるのみ。
そう、桂馬2日目でガイを探し回った時に一瞬だけ写ったあの「ラジコンサーキット」です。
すぐにわかったけど、別段思い入れの無い場所だったから、写真も取らずに帰ったけどね。
●Mission1 コインロッカーを探せ!
ひとまず駅前にある東急東横店の散策が終了したため、先ほど中断していたコインロカー探しを本格的に開始した。
しかし、探せど探せどコインロカーは見つからない。
渋谷駅の構内を通り、人混みの中を潜り抜けながら探すが、それでも見つからない。
ハチ公口から東口方面にまわり、南口に出てみるが、全然発見出来ないのだ。
仕方がなく、バス停にいる人に聞いてみると、ハチ公口の方だという。
いわれた通り、駅構内を通らずに南口からハチ公口に出てみると、コインロッカーを発見。
・・・もしかして、ハチ公口付近で聞いた方が早かったのでは?
結局渋谷駅を1周してしまったのだ。
足は余計に痛くなったが、これもまた良い思い出。
●Mission2 渋谷警察署・「トイレ作戦」決行!
荷物を無事にコインロッカーに預けることが出来た私たちは、桂馬シナリオのメイン場所である渋谷警察署に向かうことにした。
渋谷駅・東口の方へ移動し、地図を見ながら歩道橋を渡り歩く。桂馬君はこの歩道橋をいつも走っていたのだろうか。
しかし、なぜかこちらの方面へ行けば行くほど人が少なくなっていく。やはり繁華街から離れている証拠なのか。
しばらく歩いていくと、見覚えのあるものが見えてきた。
「渋谷警察署」だ!!
歩道橋から降りて、警察署を見上げてみると、「街」そのままの姿が目に写る。思わず「街」と同じアングルの場所に立ってしまう。
とうとうここに来たんだ・・・。
妙な実感と感慨が沸き起こる。
そして、いよいよ「トイレ作戦」を決行する時が来たのだ!
「トイレ作戦」とは:トイレを借りる振りをして、警察署内に忍び込み、本当に地下に「500mlコーヒー牛乳」の自動販売機が置いてあるかを確認する、なんとも馬鹿馬鹿しい作戦なのである!
私たちは、期待に胸を膨らませ、渋谷警察署を見上げる。
呼吸を整え、「渋谷警察署」玄関へゆっくりと歩みを進めていく。
階段を登り、自動ドアを潜り抜け、警察署内に足を踏みいれた!
意外に綺麗なところだ。そう思いつつ、地下への階段を探そうと、足を一歩踏み出した途端・・・。
「どうされました?」
と、入り口付近にいた警察官に呼び止められてしまったのだ。
不意うちだったためと、後ろめたさがあるため、心臓バクバク。冷や汗タラタラ。
めちゃめちゃ怪しい女二人組みに見られていることは間違いなさそうだ。
冷静を装い、友人が「トイレを貸して欲しいんですけど?」と、フォローをいれる。
すると、その警官は親切にもトイレの場所を教えてくれたのだ。
そのトイレの場所は、入り口付近の左手。丁度、この警察官が立っていた場所の真向かいである。
めちゃめちゃ、すぐそこじゃないの・・・・(汗)
「トイレ貸して」と言っておいて、ほかの場所をうろつける訳もなく、仕方がなく律儀にトイレを借りて帰る私たち。
こうして、「トイレ作戦」は見事に失敗に終わってしまったのだった・・・・・・。チャンチャン♪
しかし、転んでもただでは起きない私達。しっかりと、街アングルで記念撮影を決行したのは言うまでも無い。
●PM 2:30 タワーレコード・数奇なる出会い
渋谷警察署を後にした私たちが次に来たのは、美子ちゃんのバイト先である「タワーレコード」。
渋谷駅前からスクランブル交差点を三度渡り、西武百貨店方面のファイヤー通りを北上した所にある。
美子ちゃんがよく通った道でもある。そう言えば、月曜日ともぶつかったっけなぁ(笑)
このタワーレコードの派手な外装や外見は、ゲーム上そのまんま。そしてそれは、近くで見るとその大きさに圧倒されるほどだ。
しかしそれ以上の感慨は涌かず、ひとまず店の中へはいる私たち。
ここでの目的は、街のロケ現場散策というよりもビデオ探索に来たといっても過言ではない。
さっと流すように店内を見てまわり、ビデオコーナーの階へ移動。
その途中、偶然にもCDコーナーで「川添の万引き現場」を発見!
このCD棚の色、背景からいって間違いはなさそうである。ちょっとだけ嬉しくなる私。
しかし、友人に言ってもわかってもらえそうにないため、自分の心の中にそっとしまっておくことにしたのだった。
ちょびっと寂しい私(苦笑)。
そしてビデオコーナーに到着。そこでは各々の欲しいビデオをサーチ開始。
友人は「ドラえもん」(映画版)のビデオを。私は街役者が出演しているビデオを、である。
すると、何げに目に飛び込んできたビデオの題名が「四月怪談」!
し、し、し、し、四月怪談!!??
嘘のような本当の話。紛れもない四月怪談である。
探しても探しても見つからなかった、桂馬役を演じている「あらい正和」さんが出演されているビデオなのである!!
念のためビデオの裏を見て名前を確認。流石に名前は載っていなかったが、ギバちゃんが出ているため間違いはなさそうだ。
即、買い決定。
そして、嬉しさのあまり友人を呼んで舞い上がる私。サザエさんで言ったら、あの鼻歌がでるほどの舞い上がりである。
この幸せ感激度合いをわかってもらえるだろうか??
「街」縁の土地で「街」ロケの場所で「街」の役者ビデオを発見する。これほど「街」尽くしを味わえて、嬉しくないはずがない。天にも登る気持ちとは正にこの事である。
これぞ、「街」の為の渋谷詣出だといわんばかり!
これに気を良くした私は、他にないかと探してみると、またまた発見「美少女H」!
これは「草野康太」さんが出演されているドラマのビデオなのだ。これまた見逃している私にとっては嬉しい発見。
もしかして、このビデオ達は私が来るのを待っていたのか??
そう思える位、数奇なるビデオ達との出会い。
帰ってからの楽しみが増えたのだ〜♪あらいさん、草野さん、待っててねぇ〜んvv
この後、美子ちゃんのバイト場所である書店の階をちらりと覗く。レジはゲーム上そのまんまだ。
店内はかなり広く、洋書や諸外国の新聞を多く取り揃えているのには驚いた。パトリック・ダンディが登場するのも頷ける(笑)。
しかし、あんまり感慨は涌かないなぁ。
ただ、思わずフランスの新聞を買いそうになったのだけは言っておこう(笑)。
●Mission3 オカヤマビル内に侵入せよ!
タワーレコードを出てから、ファイヤー通りを少し北上した所にある交差点の左斜め向かいに、そびえ立つ「それ」を発見した。
シルベール、エゲレス書院、象映社、エステ・デ・エリザベス、ドリーム通商、キャベツ教団、会七曜会渋谷支部がある、怪しげで物語の象徴の一つとなっている「オカヤマビル」である。
ここで正志は七曜会に入り、美子はエステに挑戦し、桂馬はネプチューンをしに来ていたのかぁ・・・。
その他諸々、ここでは語ることができない、いろんな思い出が詰まっている場所だ。
しかし、ゲーム上でも怪しいビルだったが、実物もかなり怪しいビルだ。ゲームそのままの雰囲気が、ここには存在する。
様々な思い出を頭に巡らせながら、交差点を渡りビルの方へ近づいていく。
ビルの玄関前に来てみると、ますますもって怪しさ大爆発。ビルの名称もそのなかにある店舗もかなり怪しそうだ。
そっと中を覗いてみると、人気はなさそうだ。管理室の窓も閉まっている。
ここでの目的は、ズバリ「屋上探索」。
桂馬の3日目&5日目のあのシーンの場所をひと目見たいが為である。
街の掲示板での紹介では閉鎖されているとあったが、まず自分達の目でも確認しておかなければいけない。
ここまで来たからにはトコトンやるのが信条というもの。もし閉鎖されていなければ、それはそれでめっけもんである。
なるべく音を立てないように、抜き足差し足しのび足。そろりそろりと、オカヤマビル内へ入る。
そこで目についたのが、見覚えのあるエレベーター。
おおおおおおおおおおお!(小声)
正志&美子が擦れ違ったエレベーターだ!!
色・形・汚れ具合、この一角だけそのまんま(笑)
ひとしきり感動した後、物音静かにエレベーターで一気に最上階まで上がる私たち。
エレベーター内で「このボタンを草野さんが触ったのかぁ・・・・」などと思いつつ、スムーズに最上階へ到着。
エレベーターを降りてから、さらに階段を上がり、屋上への出口と思われるドアを発見。
辺りを見回し、神経を研ぎ済まし、第6感まで総動員させる。
人気が無いのを確認したのち、ゆっくりとドアノブに手を掛けた!
キィ・・・・・・・・・・・ゴン。
開かない。ドアノブは回れど、押しても引いてもやっぱり開かない。残念無念、ガッカリチャチャチャ。
そして、屋上に入れないという事が判明した途端、そそくさとオカヤマビルを後にした私たちだった。
目的を果たせた以上、こんな怪しすぎる所は、さっさと立ち去るが
利口というものである。
そしてここもまた去り際に、オカヤマビルを「街」アングルで忘れずに写真撮影。人混みの中、発見した場所からビル全体風景をパチリ。
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