〜12月18日(金):3日目〜 |
<3日目・3ページ目>
●宮下公園・さ迷える子羊たち
[update:H12.3.10]
オカヤマビルの写真撮影が済み、何げに辺りを見回すと、視界に飛び込んできたのは東側前方に見えるJR山の手線高架下の公道!
発見した途端、心臓の鼓動が跳ね上がった。
あの高架下の公道はもしや、隆士5日目PM5:00&桂馬5日目PM2:00のシーンで使用された例の場所なのでは!?
自分にとってあのシーンは、二つとも思い入れの深いシーンなのだ。できれば、そのシーンを再現してみたい。
そうでなくても、実際にこの目で、そのシーンのアングルから見てみたいという野望を秘かに抱いていたのだ。
その真偽を確かめるべく、友人の手を半ば無理矢理に引っ張って、その場所へ向かった。
しかし、現場に近づいてみると、何処かが違う。ここじゃぁ無かったのか?期待はずれ、がっくりと肩を落とす私。
くそう、雰囲気は似てるんだけどなぁ。
その公道を明治通り方面に抜る途中、宮下公園の入り口を発見。
そういえば、ここって宮下公園の真下でもあったんだよな。そう気がついた私たちは、そのまま宮下公園内を散策する事を決定。
どうせ行くつもりだったし、通りがかったついでだし、ね。
それならばと、宮下公園の端から散策しようという話になり、明治通り沿いに北上し、公園最北端部の入り口を目指す。
数分後、宮下公園最北端部・入り口前。
足並みを揃えて階段を登り、公園内の散策を開始する。
この場所は、高峰隆士で思い入れの深い場所である。メインの場所といっても過言ではないだろう。ある意味、隆士のねぐらでもあるのだから。
そんな場所をぶらり散策してみて、一言。
「・・・・・寂しい」、である。
いや、もちろん華やかな場所とは思っていなかったが、ここまで閑散としてて人気がほとんどない場所だとは・・・。
寂しいのを通り越して、いたたまれない危なさを感じる。
そう思うのは、先入観から来る偏見か?
そして、ロケ現場を探してもみたのだが、一体どこが撮影に使われた場所なのか殆ど特定できないのだ。隆士がどこのベンチで寝転がっていたのかさえわからない始末。
たまにベンチを発見しても、何故か「仕切」がしてあるやつだし。
これじゃぁ、寝転がれじゃないのさ(笑)
唯一判別できた砂場のある場所では、ガードマン(?)が数人で何かの練習(?)をしていたため、写真撮影が出来なかったし。
もちろんホームレスの城なんてありゃしない(苦笑)
収穫があったのは、「正志1日目PM4:00・青ムシ尾行」シーン場所(渋谷メトロプラザ前の歩道橋)を発見できたこどだろうか。
それでも写真に納めたいとまでは思わなかったが。
思ったほど収穫がなく、宮下公園内を足早に通り過ぎ、公園出口に出た途端、偶然にもある場所を発見したのだった。
それは、先ほど見当違いの場所で疑念を抱いた、例のシーンの場所であったのだ!
思ったほど狭い高架下の公道ではあったが、自転車も置いてあるし、場所はここに間違い無い!
先ほどの胸の高鳴りと興奮が甦る。
そして途端に、あのシーンを再現したい欲求にかられはじめたのだった。
友人に頼み込み、人気がなくなった隙を狙って再現撮影をしようと構えていたのだが、意外にも通行人の切れ目がなかった、あえなく断念。
くくぅ、やっぱり気になるぞ「人の目」は。今一歩、何かが吹っ切れない私であった。(注意:私たちじゃないのがミソ(笑))
そして、後ろ髪引かれつつも、その高架下の公道を潜り抜けたのだった。
ああ、私たちの未来こそ、何処へ向かっているのだろうか・・・。
●井の頭通り入り口・交差点前
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