| ジャンル | サウンドノベルズ | 私的評価 |
| 価格 | 4,800円 | ストーリー：５／１０ 難 易 度：８／１０ おすすめ度：６／１０ |
| メーカー名 | チュンソフト | |
| CD-ROM | １枚組 | |
| 必要ブロック数 | １ブロック |
| ＜物語＞ |
| ある夏の日の夕方。彼女・奈美とのドライブの帰り道に突然の雨と雷雨に見舞われ、事故は突然起きた。ブレーキが利かなくなってしまったのだ。怪我はなくなんとか無事だったが、車は修理不可能まで大破してしまい、途方にくれる二人。雨宿りをするための人家を探し歩いていると、弟切草が一面に生えた庭に建つ不気味な洋館が目の前に現れたのだった。住んでいる人を捜して館の中を歩き回る主人公達に、不思議な出来事が次々に起こり始める。その最中、奈美の態度にも変化が生じ始めるのだった....。 |
| ＜解説＞ |
| SFC版チュンソフト製サウンドノベルズ第１段で発売され、サウンドノベルズというジャンルをこの世に作りたもうた経歴をもつソフト。それがチュンソフトPS参入決定に伴い、サウンドノベルズエボリューション第１段としてリニューアル発売されたものが、この弟切草”蘇生篇”なのであります！ こちらはかまいたちと違い、グラフィックは一新、シナリオは色々と追加や変更が加わり、本作品のタイトル通り『蘇生』してこの世に帰ってきた作品なのである。特に特徴として上げておきたいのが、ある程度読み進めていくと出現する、奈美シナリオへのZapping（ザッピング）システム。そう、色々と不可解な行動を取っていた彼女の視点からのシナリオが読めるとうわけなのだ！SFC版をプレイ済みの人々には魅力的な点の一つである。 ・・・が、やはりと言うべきか、物語のノリとしてはSFC版と同様で、好みが激しく別れるところであろう。嫌いな人は嫌いだろうし、好きな人は滅茶苦茶大好き、というわけだ。 その嫌いになってしまう原因として上げられるのが、分岐の切り替わり点が今ひとつハッキリしない所だろうか。弟切草の中には、選択肢の選びようによって何通りかの物語に別れているのだが、選択肢による物語の分岐点がハッキリしないせいか、何度も何度も同じ話にいきついてしまうのである。これもピンクのシナリオになってしまえば、色々と追加点も増えて楽しめるんだろうが、今度は増えたら増えたで余計に分岐点が分かりづらくなってしまうのが玉にキズ。奈美のザッピングが加われば、もう何を選んでいいやらサッパリサッパリ、というわけなのだ。 ちなみに、私はあまりのめり込めず途中で挫折した人であります・・・。ううーん、物語的には面白い部分も色々とあるんだけどね・・・。 まぁ、ホラーが好きな人には十二分に恐怖を味わっていただけるかと。 |
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