| ジャンル | サウンドノベルズ | 私的評価 |
| 価格 | 6,800円 | ストーリー：７／１０ 難 易 度：６／１０ おすすめ度：７／１０ |
| メーカー名 | チュンソフト | |
| CD-ROM | １枚組 | |
| 必要ブロック数 | 300KB以上 |
| ＜物語＞ |
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東京に住む大学生・透の元に送られてきた一通の手紙。その手紙は、面識もない謎の人物からの、洋上に浮かぶ孤島「三日月島」への招待状だった。不思議に思いながらもその招待を元同級生の真理と共に受けるが、訪れた先は『監獄島』とも呼ばれる孤島の中にある、薄気味悪い洋館だった。 謎の招待主に集められた、１３人の招待客。いっこうに姿を現さない招待主。この地に言い伝えられた不気味なわらべ歌。じわりじわりと不安が増す中、訪れる『かまいたちの夜』。 そして・・・・風を引き裂くような悲鳴と共に、血塗られた事件は幕を開けるのだった・・・。 |
| ＜解説＞ |
| SFC版でサウンドノベルズというジャンルの確立をもたらした経歴をもち、PSでサウンドノベルズエボリューション第２段としてリニューアル発売されヒットを飛ばした、『かまいたちの夜』の続編が、長い年月をかけ満を持しての登場である！ 脚本は前作と同じく、我孫子武丸氏。前作のキャラクターはほぼ全員登場しているといっていいだろう。そう、前作で重要人物だった『あのお方』も登場しているため、前作を知る者は何故？！どうして？！という思いに駆られるが、ちょっとした設定でちゃーんと納得のいくシナリオの流れになっているので、ご安心を！（笑）。それと、新たに追加されたメンバーもいるので、前回よりも更に濃い人間模様が繰り広げられることうけあいである。 人物表示は前作と同じく半透明シルエットなのだが、このシルエットもグレードアップしており、なんと影がムービーの如く動く動く。手の仕草、身体の動作、髪の毛が風になびくなんてのもあるもんだから、以前よりより躍動感溢れて、よりリアルさを増しているのだ。かといって、読み手の想像力は阻害されることなく、物語の邪魔になることもなく、いい具合で溶け込んでいるのだ。（街もシルエットバージョン作るなら、これくらいやっちゃってくれた方が・・・・いやいやいや、街はやっぱり実写よね・・・ぶつぶつ） さて、肝心要のシステム面はというと、PS版ではどーしても設置できなかった『オートセーブ』が大復活！これは、サウンドノベルズにとっては命とも言える機能だけに、この復活はありがたい！しかも、何ページか区切りのオートセーブではなく、１ページ単位ときているものだから、さすがPS2ならではといったところか。これでもう、眠たくなってセーブし忘れなんて心配も無くなるってもんですわい。 次にフローチャートの基本機能は同様だが、フローチャートでの読み戻し読み進みもスムーズで、”章”単位の移動も快適となっているうえ、後で読みたい場所をワンボタンで移動できる『栞』も挟む事ができるようになっているのだ。そう、今までのサンノベ経験がこのゲームに全て生かされているのだから、既存のサンノベファンにとっては涙ものといえるだろう（・・・ちょっと言い過ぎか？）。で、やはりというか当たり前というか、バッドエンドリストも付いていて、プレイする上で快適な機能が満載となっている。 そして、今回も例によってメインシナリオをクリアした後、分岐によっては色々とシナリオがかわるのだが、今回は『～篇』とわかりやすく明記されるようになっているのだ。まぁ、これは人によっては賛否両論分かれるだろうか、私個人的にはわかりやすくて面白い演出だと思うがね・・・。 それから、恒例ともなっているピンクの栞金の栞は健在で、今回はその間に『紺の栞』なる存在も明らかになっている。さて、それが何を意味してどういったモノが追加されているかは、それぞれの力で楽しみながら解いていってみませう。 ふふふふふ、夜更かしへの道が大きく口を開けて、貴方をまっていますぞよ？ |
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