ハマの 中嶋 さん の
03/8/3
レストラン キャナル
ヨコハマ保土ヶ谷にあるスポーツクラブのゴルフ好きメンバー同士が始めたバンド「キャナルサイドバンド」が、現在はボランティアで病院・介護施設や町内会のお祭り・駅前商店街の催し等でライブをする活動に発展。
最初は屋外プール「マーメイドラグーン」のオフ期間にプールサイドのレストラン「キャナル」で3人が楽器を持ち寄り、好き勝手にオールディーズの演奏楽しんでいたのですが、その内に同敷地内のショートコースを廻っていて音を聞きつけた音楽好きのメンバーが次第に集まり、自薦他薦のメンバーで現在はフラの踊り手を含めて
11(バンド7・フラ4)人の大所帯のバンドに発展しました。
課題は ス マ イ ル
アルコールの乗り
バンドメンバーがアルコールとお摘みを当番制で持ち寄り、バンドの練習会は飲み会の口実だった。
練習が目的か酒を飲んで楽しむのが目的か不明で、音が出ている時間より休憩で飲んでいる時間が長いことも。
定期的な練習会でしたが、時を過ぎて時折パーティ等に演奏依頼が入ってきたら練習も次第に真剣になり、演奏方法で口論するトラブルも発生するような迫力も出てきた。
ハワイアンに落着
メンバーが住居の移動・仕事場所の移動その他経済情勢でメンバーの退会等幾つかの変遷に伴い、新しいメンバーが入る度にそのメンバーの得意とする楽器の都合で、次第にハワイアンに移行。私達ボーカルもポップスあり、フォークソングあり、カントリーウエスタンあり、ハワイアンあり、でいろいろ混在したジャンルをこなして忙しかったのですが何とか現在はハワイアンに落着!
フラティームに睨まれる
ハワイアンダンスのフラは手話の踊りなので歌詞と踊りが一致しないと不自然になります。
ボーカルが歌詞の順番を間違うとフラのお姉さん方は前を向いてにこにこと踊っていますが、後ろを向いた時には私たちは睨まれています。
踊りの流派(フラのスクール)で歌詞の順番が異なり、各フラティームのお姉さん方は全部自分のグループが正調派の踊りと自覚していますので唄う方は厄介な事が多々有るわけです。
楽器・音響装置がエスカレート
家にあるかなり古いオーディオのアンプとスピーカーから始まったのですが、次第にそれぞれのメンバーの楽器と音響装置がエスカレートして投資額が上がり、メンバーによっては家に内緒で買った楽器なので持ち帰える事が出来ず、クラブに楽器の預かりを懇願する状態。
しかしライブで山の神にバレテしまい、貴方手が2本だけなのに家にあるギター4本をどうやって演奏するの・・・! 発足当初パーカッションは金属製の灰皿が代用品の時もあり今では懐かしく思えます。 PA・スピーカー・モニタースピーカー・譜面代・周辺音響機器一式トラック一台分が家に持ち帰れずバンドメンバーの建築会社の倉庫にお預かり状態です。
課題はスマイル
メンバーの職業は地元建設会社会長・同常務・大手電機会社OB・大手重工会社社員
小学校教諭・大手自動車販売会社OLで構成し、建築屋さん・電機屋さん・重工屋さん・公務員の集団ではスマイル演奏が最大の課題でにこっとして演奏が出来ず、女性ボーカルの愛嬌に頼りっぱなし。
プロとアマチュアの違いはこの辺にもあるのかなと、やはりプロは違うなと痛感! 怖い顔で演奏していますが、近場なら演奏の出前いたしますよ!