セカンドステージの取り組みへについて
「KENTABU」さんの
サラリーマン生活も棺桶に足を突っ込むようになり、創造性や新しい技術の修得力に欠ける今、
あらためて自分の価値や自分の評価について、自分なりに分析してみました。


@入社以来38年間コンピュータ営業一筋で歩んで来たが、昨今のコンピュータ技術の進歩が一段と
  早くなり、最新技術に基いた営業力の維持が困難になってきた。
A従来の豊富な経験とブランド力を背景としただけの営業は、もはや無用の人材になりつつある。
B個人的な付き合いも含めて築いた社内・社外の人脈・ネットワークも、若者世代への代替わりが
  進む中で、力を発揮出来なくなった。
C社内の業務システムも、進歩の激しいITの導入で大きく変革しており、高年令者にはストレスと
  なってきた。
D満年齢58歳以降は、特別な給与体系が適用される事に合わせ、2年間の"キャリアパス制度"を
  検討するには、1つの節目にする事ができる。

概ね以上の分析結果となりました。そして、
何か良い汗を流せて自分の価値を高める楽しい事がないか?と常日頃から索していました。

2003/7/29
今後の活動内容については、

 1.15〜20回/年間活動計画立案、
 2.行政との調整(活動エリアのキープ)、
 3.広報活動(会報の発行)、
 4.当日の案内、参加者への実技指導、 等を予定しています。

今は、これらを円滑に推進する為に

 @国土緑化推進機構主催のチームリーダー養成研修の終了
         (1人/各県)
 Aチェーンソー草刈機の技術修得 

等々に取り組んでいます。

                      
        ティ・タイムへ     M310topへ
   1.いい汗が流せる(爽快感がある)
   2.異業種の人との出会いがある(利害が無い)
   3.琵琶湖(マザーレイク)を抱き 北は伊吹山 西は比叡山 東は鈴鹿山系の山々に
      入れる(未知への挑戦にも似かよった感じ 郷土愛)
   4.仕事をしながら森林浴が出来る(高齢者が多い)
   5.植林 下草刈り 枝打ち 間伐 (素人ながら未知の分野への技術修得)
   6.循環社会への可能性への追求(炭焼き等 バイオマスエネルギーの研究)
   7.里山で地域住民との共生(家族での参加)
   8.森林が持つ癒し系の包容力(荒んだ気心の修復)

家族も一本立ちした現在、シルバー人生をこのメンバーとのかかわりを継続したいと考える様になりました。特に滋賀県は「森と水が宝物」であり行政と地域と一般市民(ボランティア団体)の共生がインフラになっています。
「自分に出来ることから始める」がボランティア精神でもあり、少しでも社会に役に立つのではと考え、この10月からキャリアパス制度をつかい、セカンドステージに取り組む意志を固めた次第です。

幸い、女房も社会福祉の方面で仕事をしていますのでボランティアには理解を示してくれています。
(日常の生活費を少し心配しているのでしょうが、表情には出しませんので感謝しています)

同年代の悩みをいろいろ感じますが、やはり、人それぞれが選択してそれぞれの道を歩む、それぞれの人生なのでしょう。しかし、どのような形であれ人とのネットワークが、年を取れば取るほどに重要になると認識しています。
その上で、自分自身の価値を少しでも認めて貰う事が生きがいの1つだと信じています。私は、何時までも元気で、"奉仕の精神"で社会に還元出来ればと考えて、森林ボランティア活動に専念しリーダーシップを発揮して行く考えでいます。

幸い滋賀県の田舎に住んで早25年が経過し、地の利を活かし「山と水のかかわり」で淡海森林クラブに入会し山仕事を通して森林の持つ包容力の虜に成っていました。
クラブ参加者の動機を聞いてみると、皆さんほぼ同じ意見だった事に驚きました。