2/10(日) 【新宿マニアック・ツアー】
職場の同僚タチと新宿ルミネの“よしもと”を見に行くことになった。
せっかくだから、新宿で美味しい食事をしてから、ルミネに行こうと言うことになった。以前から、“チャンパーに行きたい!”というお声があったのだが、集まったメンバーを見ると、“野郎”の方が若干多いと言うこともあって、急きょ、歌舞伎町「すずや」に変更。この「すずや」。全国どこを探しても多分ここしかないと思われる“とんかつ茶漬け”のお店なのだ。
私は、10年前くらいに一度いつもの友達と入ったことがあり、もう体験済みだったのだが、例のマニアック・カレもいたくお気に入り。これがなかなかのお味なので、ぜひみんなで行こうと言うことになった。
以前に入ったときは2階の一般庶民派ピープル席だったので、ちょっとざわざわした感もあったが、今回は5人で、しかも禁煙席を要望したので、3階席へ案内された。いや〜、ここがなかなかオシャレ。とっても落ち着いていた。
まず、漬け物3種が出てくる。中でもすっぱそうで全然すっぱくない梅干しがおすすめだ。
そして、炒めたキャベツがたっぷり乗っかったとんかつが鉄板で運ばれてくる。刻みのりもいっぱいかかって。続いて、ご飯、みそ汁。そして、茶漬け用のお茶がでん!と運ばれる。
とんかつ茶漬けの食べ方は、十人十色。マニアック・カレが、味わい方を実にわかりやすく説明する。
“普通のとんかつ”と思ってごはんとみそ汁で食べてもよし!途中からとんかつとキャベツをごはんの上にのせ、お茶をかけて食べるのがノーマルらしい。
とんかつの衣が茶漬け用にかなりしょっぱく味付けされているので、最初からとんかつ茶漬けにする人も多い。
茶漬けは先ほどの漬け物でさっぱりと味わうというのもあるらしい。
とんかつ屋さんらしく、キャベツ、ごはんはおかわり自由。腹ぺこ状態で行ったら、全部一通り味わえるかも。ちなみに私は、ノーマル派。最初の一口をまんまで味わい、二口目からお茶漬けに突入しました。お茶漬け大好きなのだ!
マニアック・カレに、情報発信スナック“ロフト”やら、和太鼓のゲームやら、美味しいラーメン屋やら、いろいろ説明を受けながら、やっと新宿南口に着く。
ルミネ7階がよしもと劇場になってるらしい。多分スフィアも同じくらいの大きさなんじゃないだろうか。かなり後ろの席でも、舞台の上の人の表情がよく分かる。連休の初日ということもあって、立ち見が出るほどの大入りだった。
5組くらい漫才をやったあと、10分の休憩が入り、吉本新喜劇と続く。ドタバタ漫才、ドタバタ喜劇と思いきや、なかなか落ち着いていて、センスのある笑いにあふれていました。
漫才は大体ボケ役が左で、ツッコミ役が右に位置していたようでした。いろんなボケがあるんですねぇ。ボケが一人はりきるコンビもあれば、どっちがボケかわからないコンビも。ボケがいい具合だと、ツッコミもいきるんですねぇぇ。大野クンに求められる“ボケ”って責任重大なんだな〜ってあらためて思いました。
私がとっても気に入ってしまったのは、品川庄司とランディーズ。ボケ役がかなり暴走するンですけど、ツッコミ役のおっとりしたよさもとっても魅力的に引き出されていました。130Rさんも落ち着いたいい味をだされ、さすがベテラン!って感じがしました。そして、どの組も、声がとっても魅力的。漫才でも、お芝居でも、歌でも、“声は命”なんですねぇぇ。
吉本新喜劇の方は、今田耕司さんが主演でした。「モー娘ネタは、半分本気かも?」と思ってしまいそうな、アドリブなのか台本ありなのかよく分からない妙に真に迫った演技の連続でした。
マニアック・カレが言うのには、吉本のお笑いにはやはりポリシーがあるらしく、「弱い者をネタにしちゃダメ!」らしい。そう言えば、安心して大笑いできる余裕のようなモノを感じました。
何よりも感心したのは、最初「いつ出ていってもいい。何食べてもいい。」と言い放ったことでした。自由な中にも、節度あるマナー。大きな声でゲラゲラ笑う青年が横にいるので、チラッと見たら、この上なく幸せな顔で目をキラキラさせて舞台を見つめてました。笑うって最高に気持ちがいいんですね。
大野クンの舞台も最高に笑える素晴らしいモノだとか。
とても楽しみです。