宇宙戦士バルディオス全話レビュー
第6話「灼熱の決死圏」
ストーリー
アルデバロンは巨大メカ「モグサー」を出撃させ、環太平洋の火山を噴火させることにより工業地帯に壊滅的ダメージをあたえる作戦を開始しました。マリン、オリバー、雷太の3名は敵の捜索のため出撃し、古代インカの遺跡にたどりつきます。そこでアルデバロンのメカヘビに襲撃されオリバーが連れ去られます。
世界連盟は火山噴火を止めるため、オリバーが捕らわれているにもかかわらず反陽子爆弾を使用をブルーフィクサーに命じ、クインシュタイン博士も、これを了承し反陽子爆弾は発射されます。マリン、雷太、ジェミーの3名は反陽子爆弾によるマグマ流が敵メカに達する前にオリバーを救出せんとバルディオスで出撃します。
バルディオスで敵メカ「モグサー」に侵入することに成功したマリン達はオリバーを発見しますが、何とオリバーはマリンに銃を向けます。アルデバロンの今回の指揮官デルスはオリバーを洗脳用の機械にかけていたのでした。しかし、オリバーは洗脳に耐え切っていて、マリンではなくデルスを倒します。こうして無事、オリバーを救出できたのでした。
感想
・マリンとオリバー
今回はマリンとオリバーの信頼関係がメインの話ですね。オリバーはパルサバーンを操縦できるのはマリンしかいないという理由で、マリンを助けています。同じチームの仲間としてなのか、それとも地球を守るための最善の方法としての行動なのかはわかりません。話の流れからいって、この時点では微妙なところだと思います。一方、マリンはオリバーを救うことしか頭になかったようです。完全に仲間として認めたというところでしょうか。
・今回のアルデバロン
冒頭で、アフロディアとデルスの会話シーンで、見事に地球の地理を把握してますね。しかも、地名まで。おそらくは地球人の捕虜から、「この海は太平洋で、この小さな島が並んでいるのは日本列島」なんて情報を収集したんでしょう。それにしても、アルデバロンも自分たちの言葉が地球人に通じたことに疑問をもたなかったんでしょうか?
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