ジェミー・星野(声:横沢啓子(TV版)潘恵子(映画版))

 地球側の防衛組織「ブルーフィクサー」の女性隊員です。時にはマリンたちとともに出撃したりする勇敢な一面や、地球にやってきたマリンに最初に心を開くやさしい一面もあります。母親は既になく、父親は第9話「めぐり逢い、そして・・・」で、レニア国王のバードであることが判明します。

人を信じること

 先ほども書きましたが、彼女は一番最初にマリンにやさしく接しています。捕虜として捕らわれのみの身のマリンを見ているうちに、彼の言葉に嘘はないと信じたわけです。当時のマリンもこれで、ずいぶん救われたと思います。しかし、この人を信じる心を後にアルデバロンに利用されそうになるわけですが、それにも負けず、その人を信じる心を大切にしてほしいと思います。

ヒロイン?

 普通のロボットアニメものなら、ジェミーの立場ならヒロインとして描かれるでしょう。実際、設定等を知らずにTV版を見たら(エンディングを除く)、何話目かまでは、そう思ってしまうのでは。実際、私も放映開始当初はそう思ってました。でも、ヒロインの座はアフロディアに。しかも、印象度はクインシュタインの方が上。最近、彼女に同情するようになってしまいました。

失恋

 地球にやってきた当初のマリンは誰にも信じてもらえなかったわけですが、それに同情しているうちに彼のことを好きになってしまったジェミー。果敢にアタックする場面もあるものの、結局、ふられてしまうわけです。しかし、マリンがもし、ラストシーン以降、救出されていたら・・・。でも、映画版は亡骸とはいえアフロディアといっしょにいるわけなので、やはり失恋のまま終わってしまうのですね。その場合、オリバーとの関係は・・・。


 ジェミー・星野は日系の混血と聞いているが、両親はともに純粋な日本人ではない。バード国王が日系人とは考えにくいので、母親のルイーザが日系人か?。ルイーザ・星野。何か変だな。母親の死後、星野さんに引き取られたとか(それでは日系人とは呼ばないか)。

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