宇宙戦士バルディオスについて簡単な紹介
<簡単なストーリー紹介>
簡単に言えば、タイムパラドックスを扱ったSFアニメと言えばよろしいでしょうか。放射能汚染のために新たな星を目指して旅立った未来の地球人(劇中ではS1星人)が、過去の自分の星とは知らずに戦争をしかけ、やがて自分たちが見捨てた母星の姿を見るという悲劇です。
主人公のマリンはS1星人です。父親の仇でもあり、S1星を見捨て民衆を連れ去ったガットラーを追いますが、ガットラー率いるアルデバロンが誇る亜空間要塞のワープに巻き込まれ、見知らぬ星にたどり着きます。それが地球なのですが、マリンは地球にまだ美しい自然が残っていることを知り、それを守るためにアルデバロンと戦います。
最初はS1星人であるが故に疑っていた地球人たちも、マリンの活躍を見てしだいに信頼していきます。しかし、マリンの奮闘もむなしく、S1星人の友人や地球で知り合った多くの仲間を失います。そして最後は美しい地球の自然も守りきれず、結局、地球はS1星になってしまいます。
<私がはまった理由>
私が最初に「宇宙戦士バルディオス」を知ったのは、某アニメ雑誌でした。あまり深く記事を読んでなかったせいか、他のロボットアニメ物と同様に考えていました。
ところが第1話を見ていきなりはまってしまいました。それは、マリンとアフロディアがどうなっていくのかです。劇中
では、マリンがアルデバロンの兵士に父親を殺され、アフロディアはマリンに弟を殺され、憎しみあいながら戦っていたのにエンディングでは手をつないでいるシーンが。第1話を見る限り、ガットラーの忠実な部下で冷酷非情なイメージがあったアフロディアがマリンとの戦いを通してどう変わっていくのか?
つまり、マリンとアフロディアがどうなっていくのか?それが気になって毎週見ていました。
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