〜涼州詞〜   王翰


画像月



葡萄美酒夜光杯

欲飲琵琶馬上催

酔臥沙場君莫笑

古来征戦幾人回
葡萄の美酒 夜光の杯

飲まんと欲すれば 琵琶馬上に催す


酔うて沙場に臥するを君笑うこと莫れ
(なかれ)

古来 征戦 幾人か回る
(かえる)


葡萄の美酒を 夜光杯に注ぎ
飲もうとしていると、誰かが馬上で琵琶をかき鳴らしている
たとえこの身が酔って 砂漠の上に無様に臥そうとも 笑わないでくれ
昔から 遠く戦にかりだされ 帰った者は幾人もいないのだから……

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月光に杯をかざし
遥か太古に想いを馳せる……
なんという 至福――



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