Home<日々雑感<

日々雑感2007-9
LAST UPDATE 2007-10-17

最新版はこちら 過去ログメニューはこちら

1126 子どもの運動会 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/29
◆長男は小学一年生。今日は運動会。朝6時半に開門とのことで、6時過ぎに応援席の場所取りに出向いたら、何と47人もの列。それでもダッシュで目当ての場所のすぐ後ろにシートを敷く。座ってよく見える場所で幸いだった。懸命に走ったり、演技したり、障害児のサポートをしている長男の動きを、こちらも懸命に追う。5年後には、義姉の2児を含めて5つの学年にまたがるので、これから年々熱くなる運動会である。今日は午後から天気が崩れ、午後の部は順延となる。

1125 前期試験結果 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/28
◆北海道情報大学の科目等履修生として、今年度通信教育で情報科教員資格をめざして勉強しているが、今日、前期試験の結果が届いた。社会科の教員資格を持っているkurochanは、情報科の資格を得るには11科目24単位が必要。前期がだめなら後期に再履修できるセメスター制があるので、10科目をまず前期で登録。前期の「システム設計演習」は数日間缶詰になるスクーリングしかなく、公私共に無理なので、この科目だけ後期に登録。実際は、時間が相当かかりそうだと「データベースシステム」は早々に見切りをつけ、前期は9科目に取り組んだ。前期半ばが提出期限の8科目のレポートは「コンピュータサイエンス入門」1科目が再提出になったもののすべてクリア。インターネット授業の「プログラミング基礎」も規定の課題をオンラインでクリアし、9科目の前期試験受験資格を得た。そして、左腕に腱鞘炎を起こしながら8月末の試験に臨んだ。9科目中、「コンピュータサイエンス入門」「情報職業論」の2科目は不合格だろうと覚悟し、後期は4科目に取り組むつもりで、少しずつだが勉強してきたのだが、通知の封を開けると、なんと、
全科目合格!
さすがに全優とはいかなかったが、すべて合格とは大変嬉しい。また、これであの2科目から解放されたと思うだけでずいぶん晴々とした気持ち。本来の勉強という意味ではハフマンの木や論理計算の証明などもきっちりマスターしたいのだが、まずは大きく前進だ。残る2科目は、時間がかかる科目だが、何としてでも後期で合格したい。

1124 あきれた面々 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/27 →時の話題Vol.413
◆大相撲時津風親方のリンチは明らかな犯罪であり罪を問われるべきだろう。
◆銃刀法違反容疑の安藤選手は競艇は引退したかもしれないが、性同一性障害カミングアウトの影響力は引退できない。プラスがマイナスに転じないことを願う。
◆引退したとんでも安倍総理路線の信任投票としての次期衆院選で自民壊滅を防ぐための福田新総理と見るが、やはりあくまで選挙管理内閣だ。
◆テロ特措法延長がだめなら新法制定で、イラク侵略米軍への洋上給油継続を強行しようとは、いかに愚かなことかマスコミは伝えることができないでいる。徹底的な検閲による軍寄り報道しか許されないのにそれにしがみつく大手マスコミよりフリージャーナリストがいかに信頼に足るか。
◆まさかうちの子が、という親のケータイネット依存が、加害も被害も無防備な子どものネット地獄を温存助長している。
◆ケータイを自宅に忘れたり、PHD(ポータブルハードディスク)を自宅に忘れたり。まぬけな自分にもあきれる毎日。

1123 アッサラームアライクム 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/26 →時の話題Vol.412
◆全学年全学級でイラク問題についての人権学習。kurochanが準備したプリントや資料を使ったクラスも多かったようだ。クラスター爆弾で負傷した子どもの写真や、家族の死や涙を描いた子どもの絵などに心動かされた生徒も多かったように感じる。kurochanのクラスでは、戦争報道の操作性やフリージャーナリストの意義、劣化ウラン弾による被爆や米兵・傭兵の苦痛などについても強調する。「誰の声に耳を傾けるべきか」という点から戦争と平和について、人権について考えてほしい。
◆北海道情報大学通信教育前期未履修・不合格科目について、セメスター制度による後期スライド履修対象科目の通知が今日発送されているはずだ。週末には届くと思うが、未履修の「データベースシステム」以外に、不合格科目がいくつあるかが気になるところ。「コンピュータサイエンス入門」「情報職業論」が不合格だろうと予想している。情報科通信教育の勉強はほとんどストップしてしまっているが、そろそろ再開しなくっちゃ。

1123 月見の夜に 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/25
◆昨夜遅くまでかかり「イラク戦争」に関する人権ホームルーム資料を作成。10月の全校人権集会の事前学習その1として明日の1時間目に展開するものだ。参考資料として同僚にも配布。世界史の授業は十字軍と死の商人〜英仏百年戦争、現代社会は深層心理を展開中。幾人かの生徒と込み入った話も。午後は県外教研究集会の分科会記録者として打ち合わせ会議で出張。夕刻からは進路変更に関する家庭訪問。合間合間にイラク問題や情報モラルに関する読書をしたり、生徒からのメールに返信したり。あまりにいろいろとあり過ぎて、頭の整理や明日に向けた補充読書もしたいとも思うのだが、今宵は妻が借りてきたレンタルビデオを観ることにしよう。頭と気持ちを柔らかく、家族との繋がりを大切に。一足先に夕食を済ませた妻や子と入浴し、妻が用意してくれた月見団子を一緒に頬張る。妻は子どもを寝かしつけ、kurochanは愛犬の散歩。子どもが寝入ったら、夕食を摂りながら妻とビデオ鑑賞だ。

1121 かかしロードin明日香岩淵 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/24
◆22日にコンテスト結果発表があり、昨日の新聞でも紹介された「かかしコンテスト」。11月まで展示されるらしいが、早速、義姉母子も誘い親子で出かける。石舞台南方に棚田の風景が美しい岩淵地区があるが、ここ数年実施されているイベント。微笑ましくもユニークなカカシが数十体、棚田をくねくねと抜ける一本道の両脇に並んでいる「かかしロード」。赤白黄色の彼岸花が背景に彩りを添える。
◆ケータイリテラシー・ 英仏百年戦争・イラク問題・情報科通信教育と4テーマで読書を進めているところが、ここ数日連日の様にAmazonから書物が届く(注文しているからだが)。新聞整理もはかどらず、書斎は紙の豪雪地帯。

1120 40万アクセス到達 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/22 →時の話題Vol.412
◆メインカウンターが40万に届いた。訪問者の方々に感謝したい。二重アクセスはカウントしない設定にしてあるが、すべてのページでカウンターフレームがインラインで読み込まれるようにプログラムしてあるので、検索等でどのページから訪問してもらってもカウントされる。20万から30万までが約7ヵ月、30万から40万は約9ヵ月かかっている。盛り沢山な内容や、洗練されたデザインをめざしたいのだが限定されたコンテンツのルーチンな更新のみの月日が随分続いている。今日はほんの少し、メインページデザインに改造を加える。プロ用Webデザインの実践的解説書も随分ためこんであるのだが、活用できるのはいつの日か。
◆このところイラク戦争関係の書物を立て続けに読んでいる。偏見を悪用した情報操作でカモフラージュされた「死の商人」や彼等と結託する悪徳政治家が世界を振り回す歴史は十字軍以来の構造的格差社会だが、それを突き崩すのは、被災者の訴えを届けようとする真のジャーナリストと、それを受け止め未来を託す子どもたちに伝える教育の力であると強く確信する。為政者によるジャーナリズムや教育の統制には軍産複合利益誘導の罠が仕組まれているとみるのが当然なのだ。
◆小一の長男と二人で散髪に。そして深夜まで親子でゲームに興じる。この子たちに世界を語るのはいつの日か。

1119 長男と義母のお誕生日会 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/21
◆2050年までには日本の夏は2ヵ月伸びるとの予想があるが、すでに1ヵ月は伸びたかのような猛暑が続く。そんな中、クラス担任としてそうそう体験することはない5〜6種類もの難題が同時並行で発生。冷静に対処するしかないのだが、ホント濃密な毎日。
◆2日遅れで長男の7歳誕生日会。義父母や義姉親子も集ってくださり、主役リクエストの手巻き寿司パーティー。長男は2日待たされたプレゼントで気もそぞろ。

1118 悪質なりすまし個人サイト 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/20 →時の話題Vol.411
◆高3生自死事件の決定的背景に、悪質ななりすまし個人攻撃サイトがあったことが明るみにでた。金銭要求の再三のメールを送りつけていた「友人たち」が、被害者を管理人とするなりすましサイトを開設し、開脚させた下半身の裸体を携帯電話で撮影して掲載するなど、極めて悪質な内容であったという。もともとは彼等が所属するクラブの親睦サイトがあり、学校側もその存在は知っていたが、掲示板への中傷書き込みがひどいと今春閉鎖したという。人格を踏みにじる極めて悪質なサイトだが、簡単に開設し、悪質な文章や画像でも悪意を持つものの操作一つですぐさまネット公開されてしまう点と、さらに子どもたち(最近では新入社員いじめもあるようだが)は、日常的に顔を合わせるもの同士で悪意に満ちたネット上の情報を共有してしまう傾向が強く、ひとたび悪意のメールやネット情報が級友を飛び交うと、絶望的疎外感と恐怖にさいなまれ、学校へも行けなくなるし、生きる気力さえ奪われてしまう。自我の未成熟な多感な時期は、過剰で不安定な自意識から人間関係に不安や緊張をいだきやすいものだが、ネットの拡幅効果は、「第二の誕生」(ルソー)ではなく「人格の破壊」をもたらしかねないのだ。「表現の自由」や「アクセス権」を権力的に制限することは許されないが、「子どもたちの成長への責任放棄」のカモフラージュであってはならない。
◆今度は大阪府内のとある市人推教から「子どもたちとケータイリテラシー」についての学習会講師の打診。お受けしようと思うが、次々に現れる課題を踏まえた取り組みは各方面で緊急の課題になっているのだろう。kurochanもささやかながら精一杯、現場での実践を積み重ねたい。
◆8月以上に暑い教室での授業の苦しさは異常事態だが、加えて、元気な生徒たちのおかげで気合の入りっぱなしのクラス担任である。

1117 長男7歳誕生日 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/19
◆夏休みの宿題に読者感想文があり、各クラス1篇を担任が選出して文化図書部に提出する期限が今日。クラスの生徒分を一気に走り読みして数篇に絞り込んだ上、じっくりと読み比べ。終末期看護に携わる看護士が書いた『天使からのメッセージ』を取り上げたものを選ぶ。他人の心に気付き、人間関係を築くという、人権意識の基本をずばり捉らえているところが嬉しい。ついでにkurochanもAmazonで発注。全体的にはケータイ小説を取り上げたものが多かったのだが、性犯罪と自立をからめる独特のバターンがあるような感じがする。多くの若者の心象風景が、内容にもメディアにもうかがえるのだろう。
◆長男7歳の誕生日。終末にパーティーをする予定だが、一応今日もささやかなお祝い。いつのまにこんなに大きくなったのだろう、と感じるのだが、まだしばらくはそうした感覚を覚え続ける年月が続くのだろう。たまたま今日、長男は小学校でパソコンを初めて触り、2時間かけてお絵描きソフトを使ったようだが、家庭におけるネット教育も、そろそろ意識しなければならないのかもしれない。
◆夏本番以上ともいえる残暑に耐えながらの毎日の授業だが、暑さを忘れるほどの工夫をしたいと思いつつ、授業準備にほとんど時間をかけられずにいる。小道具等を使った演出に力を注ぎたいのだけれど。


1116 兵庫高3の自死とケータイ 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/18 →時の話題Vol.411
◆またもや悲劇が明るみに出た。「罰ゲーム」を装った恐喝メールを苦にした高校生の自死。同じクラブの「仲良し」のはずが、いじめの関係だったようだ。メールによる脅迫が被害者の不安を増幅し、深い絶望に陥れたのだろう。自死のきっかけは、そうした不安で下がった成績が数字となって示された7月下旬。成績低下そのものより、人として否定されている自身の屈辱に改めて向き合わさせる記号として、死の選択に傾むかせてしまったのだろう。「死の選択」は決して肯定も美化もできないが、「気に病む方が悪い」「重く受け止める方が間違っている」といった批判は容認できない。また、基本的には生身の人間関係の問題ではあるが、それを拡幅させてしまうケータイやネットの危険性についての教育の必要性も、教員も保護者も深く受け止め、実践しなければならないと考える。早速、各クラスの授業でこれらの話をしたのだが、改めて意識調査や実態調査もしたい。

1115 高知家族旅行 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/17
◆昨日今日と親子5人で高知へ出掛けてきた。経費節約でビジネスホテルに泊まった代わりに、昨日も今日もカツオのたたき♪今日は懐かしの「のいち動物園」や桂浜に出向く。浜では長男二男が嬉々としてずぶ濡れに。また、いつも行きそびれてきた坂本龍馬記念館に初入館。今年は近江屋での暗殺から140年。いろんなイベントもあるんだろうな。陸援隊と奈良(十津川)との関係も少し勉強してみたい。
◆2学期は授業の小道具作り等に知恵を絞りたいと思っていたが、そろそろ取り掛かろう。プリント、写真、図画、模型、新聞雑誌記事、映像、デジタル教材、調べ学習、発表、討論、フィールドワーク。実感を伴う動きを盛り込んだ授業作りをめざしたい。ついつい、あれもこれもと話して聞かせてばかりになりがちなkurochanスタイルを改造したいのだ。

1114 秋の県総体 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/15
◆秋の県総体開会式が橿原陸上競技場で行われ、引き続き陸上競技の部。小雨が降っては強烈な陽射しが照り付けるという一日で、日なたの競技役員をしていたのでもうフラフラ。
◆この秋一つ目の講演が終われば、情報科通信教育と新聞整理に力を入れたいと思っていたが、クラス運営やケータイリテラシー教育研究に時間がかかりそうだ。その他、仕事絡みですぐに読んでおきたい本も数冊。ガンガンやるしかないねえ。ていいつつ、プリンターインクを買いに寄った電気店でWii用ソフト「フォーエバーブルー」改訂版を買ってしまった!

1113 蒸し暑い一日 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/14
◆朝から陽射しがきつく、ひたすら蒸し暑かった奈良。へろへろになりながらも、暑さを吹き飛ばす授業をしたつもりだが、ともかく今日も終了してやれやれ。帰宅前に外周一周。ほぼ2キロを今日は9分23秒。現役時代なら5分台で走っていたが、44歳のおっちゃんにしてはそこそこかな?数回走り記録を縮めてきたが、今日は一気にほぼ50秒の短縮。普通のズボンで夜中に、しかも正門の開け閉めもしての記録だから、ちゃんと走れば8分台はすぐに出るだろう。あんまり無理せぬよう、ぼちぼち体育大会の外周レースの飛び入りに向け、練習しよう。
ケータイ・ネットと子どもの問題は、こだわり続けているテーマだが、次々変化する技術や現れるトラブルを把握しつつ、対応・対策のポイント、とりわけ学校教育が果たすべき役割を、できるだけ明快に整理していきたい。何かとアンテナの広さは割合自信があるが、焦点絞り込みが苦手なkurochanだしね。
◆安倍もやめずによくやるなぁ、と思った翌日に辞任の意向表明。日本の民主主議にとって有害な首相だと思ってきたが、後継候補の麻生もいただけない。戦争責任を隠蔽する体質はいまだ変わっていないと思われるからだ。福田優勢も麻生擁立の引き締めネタかもしれない。


1112 生駒市人教推進委で講演 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/13
「ケータイ・ネットとBBS差別書き込み、子どもの人権」と題して講演。用意した資料は、少なくても3時間はかかるような内容で、かなり割愛したが1時間半喋り続けることになってしまった。40分くらいで切り上げて、質疑応答をしたかったのだが、会場の閉鎖時間が迫り、慌ただしく終了。参加者は生駒市内の保幼小中高の人権教育担当者で、最後まで熱心に聞いてくださったのだが、質疑応答・意見交流を是非ともしたかったので、申し訳ないし、kurochanとしても残念。生駒市人教はkurochanにとって、人権教育に実践的関わりをもつようになったホームグラウンド。また何かの形で関わらせていただきたい。10月には、別の郡人教で同様の講演がある。内容的にも精選し、より実のある時間になるよう努めたい。
◆明日早朝から、とある生徒を迎えに行くことになっていたのだが、中止の電話。保護者も大変苦しんでいる様子。現場の教員として果たすべき仕事はたくさんある。人として人と関わる以上、難しい相談は多いが、それが俺の仕事なのだ。
◆姉が、術後一ヶ月半にして快方に向かい始めている。指一本動かなかった左手も使い食事をしているとのこと!困難はいつか乗り越えられるのだ!
◆クラス運営、授業、人権教育、県外教活動に、情報科通信教育と、全力を尽くすべきテーマは多岐に渡る。妻との語らいや子どもの成長を楽しみにしながら、余裕を持って全力投球したいものだ。おまけに趣味にもね♪

1111 自己責任とエンパワメント 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/12 →時の話題Vol.410
◆5月と並び、生徒たちの気持ちが揺れやすいのが9月。担任クラスだけでも、いろんな話が連日いくつも舞い込む。揺れながら自分を形作るのだといえば確かにそうなのだが、揺れがキツ過ぎたり、絡み合ったりすると、当事者には絶望的な孤独や不安に苛まれる。エンパワメントとはよく言ったもので、肝心なのは当事者のパワー。当事者のパワーを無視して周囲が力を加えても、いい結果は生まれない。しかし「自己責任」という言葉には「権力に従わぬ勝手な行動は許さない」という反民主的同調圧力の響きがつきまとい、あまり好きな言葉ではない。「自立」や「共生」とは相いれないのだ。エンパワメントは、当事者のパワーを尊重しつつ、自立を支援する連帯の思想に基づく言葉だ。相互尊重と共生の思想だ。「責任」や「管理」の名の下に相手を従属させようとする時、個としての自立を阻んでいることに気付かなければ、「子どもの権利条約」の精神も理解できまい。時に「保護」は必要だが、「管理責任のための保護」ではなく、「自立を促し支援するための保護」を意図していたいものだ。
◆あすのプレゼンに、次々と話題を加えてしまう。1時間では盛り沢山過ぎるかもしれない。

1110 慌ただしく過ぎ行く九月 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/11
◆早朝より保護者に来てもらい、夕方からは他の生徒の家庭訪問。さらに別の生徒や保護者と連絡を取り合ったり。職員研修資料を整えたり、書類仕事を片付けたり、プレゼンの改訂をしたり。授業はその合間という感じ。8月とは打って変わり、様々な事が目まぐるしく立ち現れ、東奔西走するという日々。これぞ、マルチタスクの張り合いのある仕事生活なのだが、情報科通信教育はほぼストップ状態。探している資料と、準備したい教材とが、今宵なんとかなりますように。

1109 プレゼン肉付け 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/10
◆「ケータイと子どもたちの人権」プレゼンを大幅肉付け。配布資料印刷も考慮してデコレーション初期レイアウトも調整。パソコンで講演や報告をする場合、これまでは事前ネット公開も兼ねて、Webページを作成してきたが、今回はPowerPointでプレゼンを作成。わかってはいたつもりだが、PowerPointを使うと、ポイントのコンパクトな整理や話の順序がこれほどまでに意識させられると再認識。文字や画像のひとつひとつに、無駄を省き順序づけするという作業が求められるのだ。さまざまな演出効果が簡単に設定できるし、凝れば奥が深い。ネット公開は、Web形式では容量が巨大化しやすいので、配布資料をPDFにすればかなり軽くなる。ネット公開にはそぐわない資料等を割愛し、できるだけ公開していきたいものだ。
◆それなりの実践はしてきたつもりだが、まだまだ生徒たちの自発的取組を十分には引き出せていないという反省もふくめて。

1108 平和のための香芝戦争展 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/9 →時の話題Vol.409
◆イラク市民の戦争被害の真相を伝え、イラクの子どもたちを救う活動をされているフリージャーナリスト西谷文和さんの講演があるというので、「平和のための香芝戦争展」二日目の今日、ふたかみ文化センターへでかけた。約二時間の講演と質疑応答で、ブッシュの金儲けという利権構造とそれを隠蔽する情報統制、テロ特措法による自衛隊派遣や9条改憲がいかに間違いかが明らかにされた。講演後少しお話をさせていただいたが、ごく普通の真面目で活動的な青年(壮年?)だ。ああいう生き方をしたいものだし、精一杯応援もしたい。本やDVDもいろいろ出されているので、多くの人にぜひ購入してもらいたい。
◆朝から子どもたちと近くの公園でバッタとりをしたのだが、イラクではそうして地雷に触れ、米兵に狙撃されるのだ。

1107 親子で飛鳥をサイクリング 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/8
◆親子5人で飛鳥をサイクリングしてきた。長男二男の自転車をワンボックスカーにのせ、近鉄飛鳥駅前でkurochan夫婦のレンタサイクルを借りる。三男は補助椅子を取り付けて乗せる。欽明陵近くの猿石、鬼の雪隠・鬼の俎、亀石を見物。河原寺跡、橘寺の前を抜けて、飛鳥川西側ののどかな道を経て石舞台公園へ。大量の汗をかきながら、水分補給も大量に。子どもたちも一生懸命ペダルを踏んでいました。もう少し子どもたちが大きくなればいろいろと現地ガイドをしてあげるんだけどね。石舞台公園のレストランで食事。古代米カレーを3杯近く食べて満腹。子どもたちの食べ残しだ。帰りは下りだからみんなスイスイ。家族でサイクリングは初めてだから、楽しい一日でした。
◆そのあと、トイザらスで長男の誕生祝い(祖母の分)を買い、夜は生駒の「音の花温泉」。時折でかける露天の大きな温泉だ。
◆「コンピュータサイエンス入門」はおそらく前期試験不合格だが、問題ミスで配点修正の通知が来るも、その通知がまたまた疑問だらけの代物。だいたい、学習用プリントも誤字だらけで、配慮に欠ける表現も見られる。校正を一切しない教授なのだろう。少なくとも人に指示を与える文書は点検してもらいたいものだ。追試があるかないかも明らかにしないのは、通信教育を受けている勤労学生の苦労など配慮に値しないということなのだろうか。

1106 プレゼン作成 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/7
◆ 生駒市人教推進委員会での研修用プレゼンをとりあえず作成。配布用プリントに飲み屋で加筆。なかなかいい感じじゃない?結構酔ってます。カウンターの見知らぬ隣の女性客と、クレムリンで発掘されたイコンの話になるとは驚き。なかなか素敵なご夫婦。幾人もの生徒の親たちとケータイで電話やメール連絡。もう大変ワールド。はい、酔ってます。
◆学期始めだし講演前だから仕方ないが、情報科通信教育の勉強が完全中断。今は、クラス運営と講演準備と全校人権集会準備でいっぱいいっぱいかな。はい、酔ってます。
◆三男はようやく復活し、保育園に登園したはず。あしたはゆっくり子どもたちと遊ぼう。酔ってても真剣です。
◆吹田の西谷文和さんが日曜日に近所で講演。イラクの子どもを救う会活動やフリージャーナリストとして活躍しておられる。何としてでも参加したい。

1105 レジメ作成 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/6
◆来週、生駒市人教推進委員会で「ケータイ・ネットとBBS差別書き込み、子どもたちの人権」と題してお話させていただくのだが、今日、レジメを作成した。今まで何度も報告や講演をしてきたが、特段話が上手いわけじゃなし、見識高い学者でもない。現場でいろいろこだわりながら何とか取り組んでいる一教員にすぎない。ここ2年ほどはケータイに関して書いたり話したりする機会が多いのだが、常に変化し対策も定まらない分野だけに、迷いながらの取り組みである。もう少し、校正しようかな。

1104 授業の工夫 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/5
◆実に雑多な業務に追われ、おまけにくそ暑い。それでも授業こそが本業。でも2学期最初の授業は失敗。暑さで生徒たちもダレている中、概念的な話を一方的に喋り過ぎた。続く2発目の他のクラスではそれなりにまとまった授業になったが、整理された適度な板書と明快な内容でないと、やはり聞きづらいということだろう。さらに、小道具とワークシートをふんだんに使って、注意と定着を促す授業研究をしてみようと思う。
◆来週、県内のとある市人教推進委員会で講演をするが、今日は新たに、とある郡人教推進委員会での講演を依頼される。それは来月。期待に応えられますかどうか。来週のプレゼンは骨子しかできていない。会議レジメ用資料の締切りは明後日。ともかく今日は授業の準備。
◆二男の胃腸風邪が長引いている。妻が病院で点滴を受けさせに行ってくれているが、ぐったりする姿が心配。

1103 人と繋がるパワー 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/4
◆課題テストの監督やクラスのホームルームの時間、いろいろな生徒や同僚とのやりとり、県外教の推進委員会、かつての同僚との話や家庭訪問、子どもたちそれぞれや妻と会話と、人との繋がりでいかに自分のパワーを発揮すべきか考えさせられる出来事が連続した一日だった。マルチタスクですべてにフルパワーとはなかなかいかないが、人と繋がる努力を惜しまないという姿勢はなんとか維持していきたいものだ。資格でもない、数値化できる成果でもない、けれどとっても大切なこと。人として真面目に人と向き合うこと。今日の俺はそれなりの働きをしたかなと少々自負もしているのだが、まだまだ心を込めてできることがあるはず。愛犬散歩が終わったら、あといくつかの仕事に取り組もう。

1102 2学期スタート 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/3 →時の話題Vol.408
◆クラスの生徒たちが久々に顔を揃え、2学期が始まった。細々とした仕事がどかっと増えたが、2学期は体育大会や文化祭など、クラスで協力して取り組む行事もあるので、クラス運営の大局も見据えながら個々の生徒と関わっていこう。明日は家庭訪問の予定。
◆世界陸上50キロ競歩の周回ミスは知人によるミスではないかとの噂が流れる。重大なミスには違いないが、真相はともかく、後味の悪いものとなってしまった。
◆帰宅前に勤務校の周回コースをジョギング。実に気持ちいい。できるだけ毎日続けて、減量&体育大会に挑戦しよう。

1101 長居陸上競技場 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/2 →時の話題Vol.408
昼食介助を兼ねて、母と一緒に姉の見舞い。世界陸上メインスタジアムのスタンド内側が見える病室だ。往き帰りに長居公園脇を通るが、女子マラソンの交通規制が終わるとすぐに路上迷惑駐車があるのだから困った話だ。
◆晩は妻がレンタルしてきた映画「ハンニバルライジング」を観る。「羊たちの沈黙」「ハンニバル」に続く作品で、主人公ハンニバル=レクターの残忍さをもたらした幼き悲劇と復讐を描く。全二作は話題作ではあるが差別的内容にひっかかりを覚えたが、この作品は、東部戦線や広島に触れているにもかかわらず戦争の本質が描かれていない。レクターが歪んだ憎悪しかもてないところこそが皮肉にも戦争の本質を描いているのかもしれないが。
◆昨夜遅く、「情報職業論」の教科書写しを始める。テスト本番でわかりやすく整理しておこうとは思うが、内容的には重箱の隅まで写しておかねばならない。「システム設計演習」は演習ノートがまだしばらく届かないので、とりあえず公開されているインターネット授業の第3回までを少しづつやっていこう。「データベースシステム」は教科書を少しづつ熟読中。「コンピュータサイエンス入門」はまだ手付かず。1番厄介な科目なんだけどね。

1100 子どもの自転車 投稿者: kurochan携帯@愛犬散歩中 2007/9/1 →時の話題Vol.408
今日は良い天気。サイクリングにでも行こうかと、ワンボックスに子どもたちの自転車を乗せる。長男の自転車は虫ゴムが劣化していたりと補修が必要で、自転車店に立ち寄るが、結局その自転車は修理して二男へ。長男には七歳の誕生祝いとして大きめの自転車を買い与える。二人とも最初はその大きさを怖がっていたが、みるみるうちに乗りこなす。さすが子どもは慣れが速い。
◆世界陸上のトラブルがあれこれ報じられている。アフリカ人選手の宿泊手配にミスがありロビーで数日寝かされたとか、競歩の誘導ミスでゴール間際で選手が失格になるとか。陸上競技選手をながらくやっていたものとしては、選手の努力を無にする不手際には強い憤りを感じるのだ。kurochanも数々のミスに振り回されてきた。(ケータイの電池切れで、続きはまた後日)

前月(2007年8月)の日々雑感