時の話題2002-5
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2002-08-22
総目次 タイトル索引 テーマ別索引 2002-4
今月の目次 ◇印は《日々雑感》より転載
【防衛庁身元調査リスト】vol.57《日々雑感より》
◆防衛庁が情報公開請求者の身元調査リストを作成していた問題は、きっちり批判すべきだ。防衛・国家機密の名の下に、監視社会が大手を振るようになってはお終いだ。「多様性の保障」こそが、健全な民主社会の譲れぬ大原則だと思う。(201、02/05/29)[→５月目次]
【身体障害者補助犬法】vol.56《日々雑感より》
◆身体障害者補助犬法が成立。盲導犬･介助犬や聴導犬の同伴を交通機関･デパート･レストランやホテルは拒めない。しかし専門的訓練を受けた犬自体が少なすぎるし､街の構造もまだまだ改良すべきだ。行政の責を問いたい。(200、02/05/25)[→５月目次]
【瀋陽事件】vol.55《日々雑感より》
◆瀋陽での日本領事の失態の本質は､日本政府の難民受け入れ政策のお粗末さであろう。「門が閉まっていれば」だとか「追い返せ」だとか「自虐的」だとかの言葉が､まさに政策の貧困さの現れであり､そんな「自国政府」は信用したくてもできない相談だと思う。阪神淡路大震災でいち早く救援物資を送ってきたのが北朝鮮だった事や､関東大震災でいち早く救援物資を運んで日本に駆け付けたのはソ連だった事は余り知られていない。いずれも日本は難癖をつけ拒否したためだろう。国際協調の精神に欠け､独り善がりで国民無視なのはどの政府とマスコミなのだろう?(199、02/05/23)[→５月目次]
【奈良の高校教員として】vol.54《日々雑感より》
◆元校長である市長や教育長による収賄､現職教員による生徒保護者からの多額の金銭横領･飲酒交通事故･買春等､奈良の高校教育界は非常事態ともいえる。明るみに出ていない事件も多々あるだろう。kurochanと同期採用の教員も女生徒をホテルに連れ込み免職､かつての同僚も合宿中に女生徒を押し倒して免職になっている。また､kurochanが副担を務めているクラス担任が女生徒に手を出し免職になった時は生徒や保護者への対応に苦慮したこともある。以上はすぐにも思い出せる報道された事件の数々だ。一方で真摯地道な教育活動もあるのだが。(193、02/5/7)[→５月目次]
【有事法制】vol.53《日々雑感より》
◆いったいどんな有事が想定されるというのだろう？日本を軍事攻撃できるのは米国だけと言われるが、日米関係から考えると米国の世界戦略の手伝いをさせてもらいたいと小泉さんが申し出ているだけではないか？米国も日本をあてにしているとは思えないし、とすると軍備増強を煽って軍需産業と一部政治家の一儲けを目論んでいるとしか、kurochanには考えられない。そのための情報統制や偏狭な愛国心教育も着々と進められているではないか。機密扱いでまだまだ税と人権･命と暮らしをないがしろにされてはたまらない。(181、02/4/17)
◆小泉さんは「備えあれば憂いなし」というけれど､おかしいんじゃないか？憲法前文にはね､「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して､我らの安全と生存を保持しようと決意した」とあるんだよ。つまり「(お互い平和を望んでいると信じ､自ら率先して)備えないことで憂いをなくそう」ということだ。この理想を絵空事にしないための努力を放棄して､戦力を放棄しないとは何事か！俺は戦争協力という名の「人権を抑圧し､死の商人と結託する金儲け」＝有事法制には協力しないよ。(190、02/5/3)[→５月目次]
【同和教育と人権教育】vol.52《日々雑感より》
◆職員研修の外部講師に阪大人間科学部の平沢教授に来てもらおうと電話する。多忙な方のようだが１月ならという話になり､今からすごく楽しみだ！(189、02/5/2)
◆今年のテーマは「同和教育の実質とは何か」ということになりそうだ。この３〜４年で､「同和教育」という用語が「人権教育」にかなり変わった。では中身はどう変わるべきか。言い慣らさた表現だが､「ぶ(部落)抜き､さ(差別)抜き」のお題目官製道徳教育にすり替えてはいけない。個々の人権問題への取り組みを継承しつつ､深みと広がりをもった人権文化創造に寄与させたい。学校現場での生徒指導とのかかわりとは？「真面目な生徒が損をするから退学勧告はやむなし」論は､やはり教員の逃げ=職務放棄ではないのか？スクラム作りからやり直そう。(195、02/5/15)[→５月目次]
【朝日新聞阪神支局襲撃事件】vol.51《日々雑感より》
◆永六助さんが言うように､小尻記者殺害犯の時効は例外的に延期できないのか？！(183、02/4/20)
◆今朝､時効。どるめん掲示板の金さんの決意文を是非読んでもらいたい。(190、02/5/3)[→５月目次]