オーストラリア現地報告
第10日 3/25(金) メルボルン一人歩き
LAST UPDATE  2005-03-25


セントポール教会

 今日は、イースターフライデー。実は今、メルボルンシティの中心にあるカフェでこれを書いています。だいたい午後の3時半です。アップするのは、ステイ先のGittinsさんの家に帰って、写真を挿入してからになりますけどね。

 今回オーストラリア訪問は2週間もあるのに、自分の時間は、それほどなく、一人で行動する時間もほとんどとれないのですが、今日は4連休の初日。そして、このイースターフライデーだけは、ほとんどのお店が閉まるので、多くのオーストラリア人は教会に行く以外は自宅でくつろぐ事が多いようです。

フリンダーストリート駅
 僕がステイしているGittinsさんは明日から3日連続であちこちへ僕を連れて行ってくれますが、今日は予定が無かったので、僕は一人でメルボルンのシティに行きたいと申し出て、こうして出てきたわけですが、Flinders Street駅のメインストリートであるSwanston St.やチャイナタウンがあるLittle Bourke St.は、観光客も多いので、この日も開いている店が多いと言うことで、貴重な買い物と散策ができました。
カレーライス大とハイネケン

 いくら旅行者には歩きやすく快適なメルボルンシティだと言っても、もっともっとたっぷりの時間が欲しいところですが、それは、いつの日か妻と訪れる時にとっておきましょう。

 ラテ(カフェラテ)をもういっぱい頼んだので、ここでもう少し書きます。

 Flinders Street駅はとても大きい駅で、郊外への玄関口だそうです。駅の向かいにはFederation Square(美術館)やSaint Paul大聖堂があり、今日は大聖堂に少しだけ入ってみました。ゴシック式の大きな聖堂の内部は、クリスチャンでなくても、荘厳な気持ちになりますね。

フレンチカフェで
 適当にお店に入り、小さなDidgeridooや解説書、子どもたちへのTシャツやアボリジニ音楽のCDなんかを買ってあっという間にカバンはいっぱい。
セントポール大聖堂

 たいして英語が読めないくせに、オーストラリアやアボリジニの歴史の本が欲しいと思っていた僕は、Jam Factory Shopping Centreにあるボーダーズという20万冊も揃えているという巨大な本屋さんに行きたかったのですが、今日は休みと聞いていたので、どこかに本屋はないかと探していました。通りにもBOOK CITYという本屋があって、アボリジニの歴史や芸術、Ned Kellyの伝記、オーストラリアの歴史の本を数冊買いました。

 でも、南極が上に描かれている世界地図がありません。いつも置いているけど、今日は無いんだと言われました。北極が上に描かれた世界地図、とりわけメルカトル図法の世界地図が、ヨーロッパ中心主義と大きな関わりがあることはよく指摘されていますが、この地図が是非とも欲しい思っていたのに残念です。

 Rochis Opalsへどうぞ
 とろこが、チャイナタウンを抜けてうろうろしていて、たまたま入った土産物屋さんで、その地図を見つけました。店頭に10冊ありましたから、10冊とも買いました。少々高めの店かなと思ったけど、店を選べるほど時間があるわけではありませんから、これは即、買いです。で、一安心してこのカフェに入ったというわけ。
アレクサンドラ公園 

 おっと4時になりました。妻やGittinsさんファミリーへのプレゼントも少し探してみたいし、Yarra川沿いも、もう一度歩きたいので、この辺でいったんPCを閉じます。

 現在17:48。Yarra川南側のQueen Victoria Gardensのベンチに座っています。妻やホストファミリーへのプレゼントも買いました。オーストラリアでちょっとしたものを買うなら、やっぱりオ■■ルかなってね。これを書き終えたら、電車に乗って帰宅しましょう。

クイーンヴィクトリア公園で
 さすがメルボルンはThe Garden Cityですね。cityには広くてきれいな公園がたっぷりあって、それでいて400万の巨大都市の中心部なんですから驚きです。郊外に行けばそれこそ延々と美しい風景が広がっていますしね。ここなら、移住してきても快適でしょうね。紫外線を気にしてない人は案外多くて、肌を露出してジョギングしている人もたくさん見かけます。俺も走る用意はしてきたんだけど、まだ全然走っていないんです。Gittinsさんの家があるFairfieldを、帰国までに走ってみたいな。こちらは今秋の始めだけど、今日はちょっと寒いんですよ。今の感じを写真に撮ろうとしたら、2ドルで買ったチョコボールの袋をベンチにひっくり返してしまいました。あれあれ。ここから見える景色がまたきれいですよ。
Yarra川沿いで 

 大きな本はあきらめましたが、それでも数冊の本や土産物で少々重いカバンだし、随分と涼しくなってきたところなので、そろそろFairfieldへ帰ります。明日から3日間はホストファミリーとあちこちへ出かけますし、イースター4連休明けの火曜日には、生徒たちとフィリップ島に行き、フェアリーペンギンの行列なんかも見ることになっています。メルボルンの後半は観光の日々になります。ただし、生徒たちから緊急の電話がかかってこなければね。

たくさんのプラットホーム 
 電車の路線図が分からず、乗り換えも必要だったので、どのホームから乗ればいいのか少々迷ったのですが、やっと路線図を見つけ、電車に乗ることができました。乗換駅で、Janに貸してもらっていた刑帯電話から、次の列車までまだ時間があり、遅くなってしまうと電話すると、5分で来るまで迎えに行くよとErick。
イースターケーキ 

 いつもErickは、車を運転していて人や物にすれすれで止まったりすれ違った時に、"I missed"と言うのですが、家に着いて家の前で車の向きを変えるのに歩道のゴミ箱すれすれだった時の会話。
  Erick "I missed."
  Kurochan "Try again!"
 爆笑なのでありました。

 夕食は、ヴェジタブルラザニアと白ワイン。そして、イースターのスペシャルケーキをいただいて、いろんな話。イースターという単語の語源の話や、世界の大宗教はよく似ているという話から、大乗仏教とクシャーナ朝や親鸞の話までした。また、Erickの趣味の切手を見せてもらうが、何と1840年切手まであったのには驚き。その他、いろんな雑談をして過ごしました。今日はいろんな体験や勉強ができた一日でした。


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