クイズ【208】
岩倉使節団
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2005-12-27
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【208】出題日 2005年12月17日(土)
1871年12月17日、岩倉使節団が欧米諸国に出発します。1年9ヶ月をかけて、多くの国を訪れますが、もっとも長く滞在したのはどの国だったでしょうか。
A アメリカ合衆国
B イギリス
C デンマーク
D プロイセン |
応募締切 2005/12/22(木)午前6時 難易度・・・・★★★ |
正解者・・・・フーセンの羊さん、neko.さん、ケムンパスさん→3ptゲット
(得点表)
解説と解答
岩倉使節団は、1871(明治4)年12月23日に横浜を出発した100名以上(46名の正規員以外は留学生)もの大使節団で、日本を近代国家にするために、明治政府が欧米諸国視察のために派遣したものです。全権大使が岩倉具視でした。
使節団は約3週間で太平洋を横断し、1872年1月15日にサンフランシスコに到着します。ボストンを発ったのが同年8月6日ですから、半年余りをアメリカ合衆国で滞在したことになります。以後、イギリス・フランス・オランダ・ベルギー・プロイセン[ドイツ]・ロシア・デンマーク・イタリア・スイスなどに滞在し、開通したばかりのスエズ運河を通ってアラビア半島西南のアデンに到着したのが1873年8月1日、セイロン[スリランカ]島・シンガポール・ベトナム・香港・上海を経て同年9月13日に横浜に帰り着きました。
結局、最長滞在国はアメリカ合衆国になります。ということで、正解は「A」です。