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クイズ【188】
小さなお友だち
LAST UPDATE 2005-07-21

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【188】出題日 2005年 7月14日(木)
 19世紀後半に活躍した探検家リビングストン。ナイル川の源流探しの探検で消息を断ったリビングストンを救出した若い新聞記者スタンリーが、のちに探検家として名をはせたスタンリーであることを知る人も多いでしょう。では、リビングストンの娘メアリーが幼い頃、5年以上も文通を続け、写真の交換までしていたという有名な童話作家がいます。さて、それは誰でしょうか?
応募締切 2005/ 7/21(木)午前6時 難易度・・・・★★★★

正解者・・・・neko.さん→4ptゲット
(得点表)

解説と解答

 19世紀後半に活躍していた作家には、グリム兄弟・ユーゴー・アンデルセン・ホイットマン・フローベル・サッカレー・ディケンズ・ドストエフスキー・ゾラ・モーパッサン・イプセン・ストリンドベリ・ツルゲーネフ・トルストイ・チェーホフ・メーテルリンク・ワイルドなどなど、そうそうたる面々がいます。

 さて、このなかでリビングストン(1813〜73)の娘メアリーと文通をしていたのは誰なのでしょうか。6歳のメアリーから届いた最初の手紙は、この作家が64歳の時のこと。以後5余りの間、文通が続きましたが、この作家はついに亡くなってしまいます。実は、70歳で亡くなったアンデルセン(1805〜75)が、メアリーの文通相手でした。アンデルセンは、メアリーのことを「小さなお友だち」と呼び、彼女の手紙をいつも持ち歩いていたようです。

 イギリスのメアリーは、父親がアフリカから帰ってきたら、デンマークのアンデルセンのところに連れて行ってもらおうと思っていたようですが、結局それは果たせぬ夢に終わってしまいました。もしリビングストンが、スタンリーの説得に応じてイギリスへ帰っていれば、メアリーはアンデルセンに会えたに違いないのですが。