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クイズ【171】
ハングル入門
LAST UPDATE 2005-03-09

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【171】出題日 2005年 3月 2日(水)
 韓流ブームでハングルの勉強をする人も増えていますが、さて「お腹がすいた!」は何というでしょうか?
 A コマウォヨ!  B チョムペケスミダ!
 C ペガコプタ!  D マンナプシダ!
応募締切 2005/3/9(水)午前6時 難易度・・・・★★★★

正解者・・・・フーセンの羊さん、Kuocchannさん、じゃいママ▽・。・▽さん、neko.さん、ようちゃん、ケムンパスさん→4ptゲット
(得点表)

解説と解答


 韓国語(朝鮮語)は、フランス語と並んで発音のきれいな言語だという人もいるぐらいに、母音や子音の微妙な発音の違いを大切にして書き分けもされている言語です。ですから、母音や子音の数も、日本語のそれより随分と多いんですが、文字体系は極めて合理的にできていて、理論的にには1万数千字にも及ぶハングル文字も、数十個の母音・子音・二重母音の組み合わせでできています。kurochanもかつて週に1回、奈良市の帝塚山学園社会人向けハングル講座に通っていたんですが、1時間ほどで「文字」についてはマスターしました。発音は難しいですけど。

 でも、文字が読めても意味は分からないということも多いですから、やっぱり単語は覚えなければなりません。漢字語(中国由来の単語)は自ずと発音も似てきますし、固有語だって、よく似た発音でよく似た意味の単語も多いですから、歴史的なつながりの深さがうかがえます。慣れてくると、そのへんがとってもおもしろくなるんですよ。地名や事物の名前にも、元は古代朝鮮語だったと思われるものが身近にいくらでもありますからね。それと文法は日本語そっくりです。アルタイ語系ということで、トルコ語・満州語・朝鮮語(韓国語)・日本語の文法はほぼ一緒。文法を特に覚えなくても、単語さえ覚えればほぼオーケーです。これもまた歴史的つながりの深さを如実に示している証ですね。


 「ありがとう」は普通「カムサムニダ」と訳されますが、「カムサ」とは「感謝」という漢字語で「カムサムニダ」は「感謝します」という意味になります。「ありがとう」はむしろ「コマスミダ」という固有語でいいと思うんですが、敬語の使い分けが朝鮮語の場合とても難しく、相手との立場の違いでいろいろな使い分けが必要ですから、「カムサムニダ」という方が無難かもしれません。ただし、いい大人が子どもにお礼をいう時は、「コマウォヨ」程度にしないとあまりに不自然になるようです。

 「チョムペケスミダ」も覚えておくと便利です。kurochanもかつて、韓国のテジョンで、バスで知り合った韓国人の若者と街を歩いている時、たまたま出会った彼の友達を紹介してくれて、これを使いました。このフレーズがすっとでてきたことに嬉しい顔をしてくれたような気がしたものです。「初めまして」という意味です。

 「マンナプシダ」というタイトルの「在日朝鮮人教育指導案集」があります。多文化共生教育のための指導資料集ですが、奈良県の高同教(現:高人教)在日朝鮮人教育研究委員会が編集し1996年に発行したもので、実はkurochanも編集に関わっていました。「お会いしましょう」という意味です。かつて「お会いしませんか」という題で、神戸の朝鮮高校生がNHK「青春メッセージ'92」全国コンクールで最優秀賞を受賞しましたが、その内容も取り上げています。ともに「豊かな出会い」がテーマですね。

 「ベガコプタ」は、「ペ」が「コプタ」、つまり「腹」が「減った」です。韓国旅行に慣れてきたら、庶民のお店や屋台に「ペガコプタ〜!」と駆け込んで、「マシッタ〜!」(おしいかった〜!)と言ってみましょう。お店の人はきっと喜んでくれますよ。